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第2話 【杖と少年】 ページ3

〔マホウドコロ〕

『お母さん、一つ質問がある。なんで壁を抜けれたの!?』

「あら?言ってなかったかしら。私、《生徒》だったのよ?」


『あ・・・』

『早く行こっか』

情報が多すぎてもうどうでも良くなった


『ねぇ、お母さん。友達はどうするの?』

「その事なんだけど。全員の記憶を消したわ」

『はっ?』

「ごめんなさい。転校を考えたんだけど、たまにこっちに戻ってくる時があってね。」

『・・・』

「・・・」



『そっか。仕方ないもんね。それで?ここに何を買いに来たの?』

「・・・あ、そう。杖と相棒を」

『相棒かぁ。』
「まぁ、相棒はなんの動物か決まってるんだけど」

「あ、それと外で魔法を使ったことは内緒ね!」

『あ、ダメなんだ』


しばらく話しながら歩いていると

「そう!ここよ!杖ならここがいいわ」

「あ、先に入って決めておいて。」
『うん、わかった』

ガランガラン🔔


?「んー。この杖は合わねぇな!!」

「では、こちらはどうでしょうか?」

麦わら帽子が特徴的な少年は杖を振った

何も起こらなかった

「おや、この杖があっているようですね」

?「そうか!ありがとうな、おっさん!」

と言い振り返る少年

?「ん?お前も杖を探しに来たのか?」

『そうだけど。どんな杖なの?』

?「俺か?俺はなこんな杖だ!」

と言い杖を見せる少年
その杖は濃い茶色に持ち手がクルクルと巻かれていた杖だった。

?「かっこいいだろ!」

『そうだね。あ、名前は?私はA』

「俺はモンキーDルフィ!それで!もう2人兄ちゃんがいるんだけどな!名前はエースとサボって言うんだ!」

『ルフィもお兄ちゃんの名前もすごい素敵ね!』

「だろ!俺はな!魔法の王になるんだ!」

『あ、ま、まぁ頑張れ』

「おう!じゃあな!」

と言い去るルフィ


『あの、杖を貰いに来たんですが。』

「お嬢さん名前は?」

『キリアヌ・Aです。』

「キリアヌ・・・」

少し考えたあとおじいさんはこう言った


「お嬢さん、こんな杖はどうだい?」

その杖は持ち手が濃い茶色でその上が薄い茶色杖だった

シンプルな作りに凄いと思ってしまう。

「さぁ、持って振ってみてください。」

Aは杖を振った

何も起こらなかった

「おや、珍しいことも起きるんですね。」

『あの、珍しいとは?』

「あぁ、大体の子は1本じゃ決まらなくてね。」

『なるほど。ありがとうございます!』
『では!』


カランカラン🔔

「あぁ、キリアヌ様」

第3話 【相棒と行ってきます】→←第1話【招待状】



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作者名:アイスくりーむ | 作成日時:2023年8月18日 22時

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