18話 ページ21
少し豪華な部屋で外相の横に立っていると、黄昏さんがと数人の部下が部屋に入ってくるなり外相の服を借りて出ていってしまった。
普段はターゲットと似ている服を買って着ている黄昏さんがわざわざ本人の服を使ったという事は、犬の鼻を欺くためのおとり作戦でもするのだろうか。
「なんだね、あの男は！」
『すみません。犬の鼻を欺くためには外相の匂いが着いたものでないといけないので。』
「本当に大丈夫なんだろうな？」
『お任せ下さい！彼はうちの組織1の諜報員です！』
黄昏さんが囮になって犬と大学生を巻いていると思うが、念の為に護衛を続けようとしたらオリバーさんに止められ、我々だけで事足りるから帰ってもいいと言われたので礼を言い、お言葉に甘えてヨルさんの元へ帰ることにした。
元の服に着替えて外をしばらく早足で探していると、大通りで走っているヨルさんと会った。
「テロリストさんの話は知っていますか！？」
『はい！万が一にもアーニャさんに出会ったら危険ですのでアーニャさんを探しますよ！』
「あ、あの方です！あの黒塗りの車に乗っている方です！」
ヨルさんはそう言って歩道橋から飛び降り、車を大きな音を立てて蹴飛ばした。
車は運転手を乗せたまま蹴飛ばされて、壁にぶつかり、車はボロボロになっている。
ヨルさんが警察に電話している間に、男が車から出てきて刃物でヨルさんを刺そうとするが、今度は私が腹を殴って、刃物を逆に奪い返して刃物の柄の部分で首を打って気絶させた。
「警察にも連絡しましたし、一件落着ですね！」
『そうですね。安心しましたよ。』
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燈花(プロフ) - ㊙︎さん» そうなんですね！細かい所まで見てくださって本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年5月24日 18時) (
レス) id: 9b4ea3fbaa (このIDを非表示/違反報告)
㊙︎ - 俺の誕生日も3月23日です笑笑 (2022年5月22日 18時) (レス) @page2 id: 2021a0a852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燈花 | 作成日時：2022年5月15日 15時
