第381話〜鬼太郎抹殺作戦〜 ページ9
草木も眠る丑三つ時
森の中を横断する高速道路を、一台の車が豪快なエンジン音を響かせて走り抜けていた
車の中には自慢げに笑ってハンドルを握る男と、その彼女らしき女が助手席で楽しそうにはしゃいでいた
男「どうよ?俺の新車の走り!」
女「もう最高よ!」
すると女がサイドミラーに映った、車のはるか後方の違和感に気が付く
女「…あれ?」
サイドミラーには高速道路の先で大きく炎が燃え上がる、とんでもないものが映った
男もバックミラーでその炎の存在に気が付いたようだ
男「な、なんだ…!?」
女がサイドミラーから目を離して、直接後ろを振り返る
そしてその炎を出しているものが、本来ヘッドライトを付いている部位に鬼のような顔がついたバイクであることに気付いた
『ブルンブルンブルンブルーンッ!!!
ガッハハハッ!!』
しかもバイクに付いている顔はバイクのエンジン音を真似しながら走り迫ってきていた
そのバイクのシートには、何故かヘルメットを被ったAがしがみついている
A「きゃあああああっ!!」
そしてAは前方の車…先程の男女が乗る車に気付くと、必死に叫び出した
A「退いて下さい〜ッ!!」
車の男が間一髪で炎を撒き散らすバイクを避ける
『全ッ開バリバリだぜぇぇぇ!!』
対してそのバイクは、危うく衝突しそうになった車のことなど気にもせずにその場を走り去っていった
────────
─────
バイクが入った後には炎が残り、その炎が延々と続く高速道路の半分を赤く染め上げている
鬼太郎「…やぁ、人間の皆さん
安全運転してますか?
…何故こんな事になっているのかって?
事の始まりは、今から三時間程前でした」
第382話〜鬼太郎抹殺作戦〜→←第380話〜ネコ娘と羽叶の妖怪バスツアー〜
50人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「夢主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。(真顔)← (2017年11月19日 21時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ!!!いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ!!wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです!これからもどうぞ見ていってください! (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ!ありがとうございます!参考にさせていただきますね!もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい!リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・`) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き!!いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください!!もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スムージー | 作成日時:2017年10月6日 20時