第４００話〜妖怪コマ回し勝負！〜 ページ28
小さな町の側に立つ、緑が美しく映える山
そこで籠を抱えたねずみ男が何やら文句を垂れながら草木を掻き分けていた
ねずみ男「は〜…った〜く、松茸でも採って一儲けしようかと思ったのに…
意外と見つかんねぇなぁ…」
空っぽの籠を片手に辺りを見回していたねずみ男は、一本の謎のキノコが盛り上がった土の山に生えているのに気が付く
ねずみ男「…お？
あれ食えるかな？」
ようやく見つけたキノコに笑顔を浮かべながら近付いた
ねずみ男「まぁ、どっちでもいいや！
よっこいしょっ…と」
ねずみ男が力を込めてキノコを抜こうとすると、何故か地面ごと持ち上がる
だが、それは地面でなく人間…いや、妖怪だった
その妖怪が立ち上がって瞳を開けるとキノコもプツリと取れるが、状況を理解できないねずみ男は数秒間フリーズする
ねずみ男「…じゃ、おやすみなさい」
そして真顔で埋め直そうとするが、その妖怪がねずみ男の肩をガッシリ掴んだ
???「オラのキノコ採ったな…？そのキノコでコマ勝負だ！」
その妖怪は何処からか取り出した紐と、ねずみ男が持ってるキノコと同じものをそれぞれ片手に持って起き上がる
ねずみ男「コ、コ、コマぁ！？」
その妖怪は頭にキノコを生やす"あまめはぎ"だった
しかし寝起きで半目だったあまめはぎも、覚醒してきた頭でねずみ男の姿を見て肩を落とす
あまめ「…なんだ、子供じゃねぇのか」
ねずみ男「……え？」
────────
─────
ある日の妖怪横丁
横丁ではその日、"横丁なんでもランキング"の紙が張り出されていた
壁No.1、猫No.1、物知りNo.1…等々
とにかくなんでもランキングを付けたのが、横丁なんでもランキングなのだ
目玉「おぉ！横丁かわら板の最新号か」
鬼太郎「なんでも横丁ランキングが発表されてますよ」
多くの妖怪達に混じって鬼太郎達もランキングを見に来ている
目玉「…お！わしは物知りNo.1にランクインじゃ！」
そしてランキングの物知りNo.1の第一位には、目玉おやじの名前が書かれていた
鬼太郎「流石父さんですね！」
横丁中の妖怪がランキングを見に来ているので、当然砂かけや子泣きも来ている
砂かけ「ワシらは何のNo.1かの？」
子泣き「美男美女No.1じゃろ！」
だが二人の名前はそれぞれ"砂かけNo.1"と"子泣きNo.1"に書かれていた
砂かけ「砂かけNo.1！？」
子泣き「子泣きNo.1…」
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。（真顔）← (2017年11月19日 21時) (
レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ！！！いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ！！wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです！これからもどうぞ見ていってください！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ！ありがとうございます！参考にさせていただきますね！もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい！リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・｀) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き！！いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください！！もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年10月6日 20時
