第３９４話〜鬼太郎抹殺作戦〜 ページ22
その頃、電波塔の上でぬらりひょん達は同じく鬼太郎が苦しむ様を見ていた
しかしねずみ男だけは、心苦しげに顔を歪めている
やはりぬらりひょんに寝返ったと言えど、鬼太郎とは腐れ縁の仲
ぬらりひょん達に聞こえないように、声を潜めて応援を口にする
ねずみ男「よっし行け、ほら頑張れ！」
だがそれが朱の盆に聞こえてしまった
朱の盆「お前やっぱり鬼太郎贔屓だな！？」
ねずみ男の襟首を掴んで持ち上げるが、ぬらりひょんがそれを制す
ぬら「ほっとけ、そんな奴元々始末するつもりだったんだ」
朱の盆「…そうですか」
拍子抜けするほどあっさり手を離す
ねずみ男「ひぃぃぃ逃げろぉぉ！！」
そしてねずみ男はその隙に逃げ出した
ぬら「それより鬼太郎だ。往生際の悪い奴め」
痺れを切らしたぬらりひょんは片車輪に叫ぶ
ぬら「えぇい片車輪よ、何をしておる！！
とっとと鬼太郎をやってしまえ！！」
ーーーーーーーー
ようやく上部に辿り着いた鬼太郎に、再び片車輪の炎が襲い掛かった
片車輪がシャトル全体を燃やしているのだ
『燃えろやぁぁぁぁ！！！！』
片車輪の炎が絶え間なく鬼太郎を責め立てる
鬼太郎「うぐぅぅっ…！！
父さん…Aちゃん…！」
目の前のコックピットに居るA達を見上げた
A達も、目の前に居る鬼太郎を助けてやれない無力感に悔しがる
A「鬼太郎さん…！」
目玉「鬼太郎…！」
鬼太郎「ぐ、う…！」
先程とは比べ物にならない熱と炎の渦に、鬼太郎は身動きが取れなくなった
────────
ぬら「はーっはっはっはっは！！どうだ鬼太郎！
片車輪よ、いよいよクライマックスだ！！」
ぬらりひょんは映像の先の鬼太郎に向かって高らかに叫び、指を指す
すると片車輪も大きく叫んだ
ーーーーーーーー
『ファイアーーッ！！』
それと同時に回転部分に付いている乗り物が燃え盛り、激しく回り出す
鬼太郎「っ！？」
そして乗り物部分が羽根から外れ、燃えたままフリスビーのように回転して都市に向かっていく
それはまさに、炎の兵器＿＿＿
鬼太郎「あれで人間の街を…！？」
ーーーーーーーー
ぬら「ふっはっはっは！！どうだ鬼太郎。貴様はそこで何も出来ず、人間達の世界が燃えていくのを見るのだ
うははははは…ワーッハッハッハッハ！！」
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。（真顔）← (2017年11月19日 21時) (
レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ！！！いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ！！wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです！これからもどうぞ見ていってください！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ！ありがとうございます！参考にさせていただきますね！もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい！リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・｀) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き！！いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください！！もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年10月6日 20時
