第３８４話〜鬼太郎抹殺作戦〜 ページ12
猫娘「今よ！」
一反木綿「最大速度超特急ばい！」
減速した片車輪に向かって一反木綿が距離を縮める
『邪魔すんなぁ！！』
片車輪の顔が鬼太郎達の方を向き、炎の玉を撃ってきた
鬼太郎はそれを髪の毛槍で弾くと、そのまま毛槍を持って片車輪に飛び乗った
鬼太郎「はぁっ！！」
そして後方を向いている片車輪の顔を毛槍が貫き、片車輪の顔が消滅する
『ぐあぁあっ！！』
鬼太郎はAを抱えるとバイクから飛び降りた
片車輪のコントロールが消えてただ燃えるだけとなったバイクは、数ｍ進むと勝手に倒れてバラバラに壊れる
一方、片車輪から飛び降りた二人はゆっくりと上半身を持ち上げた
鬼太郎「大丈夫かい？」
A「はい…」
鬼太郎はAが無傷である事が分かると、ホッと息をついた
だがそれも束の間
バラバラに砕けて燃えているバイクに追いついたように、大型トラックが急ブレーキを掛けて現れた
鬼太郎、A「「っ！？」」
すると炎はトラックに移り、トラックは大きく燃え出す
そしてトラックのラジエーターグリルに片車輪の顔が浮かび上がった
『ヒャッハァァァ！！ドライブは終わってないぜ！！俺はまだまだまだまだ回り足りないんだよォ！！』
鬼太郎「しまった！」
トラックはタイヤを炎に包ませ、摩擦音を大きく響かせながら走り去っていく
『行くぜぇ！！ドゥルルルルル！！』
我に帰った鬼太郎は猫娘も乗っている一反木綿を呼んだ
鬼太郎「一反木綿！！」
やってきた一反木綿に乗り、Aは猫娘が引き上げた
鬼太郎達もトラックも走り去った後、炎の中から朱の盆が飛び出す
大方、片車輪にトラックを運ぶため運転席に乗っていたので逃げ遅れたのだろう
朱の盆「あっち〜っ！あちあちあち…！！」
お尻についた煙をはたきながら息をつくと、高速道路脇の崖の上を見上げた
崖の上では、ぬらりひょんが満足そうに片車輪が走った跡を見つめている
ぬら「ぬはははははははは！！
驚いたか鬼太郎！片車輪は走れば走る程熱くなり、手に負えなくなっていく…まさに火の車！！
そして奴の暴走は人間の街を全て燃やし尽くしても止まりはしない！！」
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桜(プロフ) - スムージーさん» えぇ、もちのろんです。（真顔）← (2017年11月19日 21時) (
レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ありがとうございますぅ！！！いえいえ、作者も変なので全然大丈夫ですよ！！wこんな小説でも発狂してくれたなんて、嬉し過ぎてこっちが発狂しそうです！これからもどうぞ見ていってください！ (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - サヤノさん» おぉ！ありがとうございます！参考にさせていただきますね！もう随分前からお待たせさせてしまってますが、もう少しで書けるのでお待ち下さい！リクエストを貰った側が言うのもなんですが、本当にごめんなさい(´・ω・｀) (2017年11月19日 19時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - もうめっちゃ大好き！！いきなり変な事言ってすみません。頑張ってください！！もう、毎日見て発狂してますww← (2017年11月19日 17時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
サヤノ - 出来るだけ早く、妖怪裁判の前の回は確かゴーゴンと古椿とモンローさんとピーさんの列車と一目入道と鬼太郎グッズとゆらりひょんの脱獄と見上げ入道さん親子と二大鬼髪と松明丸と死神ツアーとそれから地獄ツアーと西洋妖怪対戦で以上です。 (2017年11月19日 9時) (レス) id: 876a5b3505 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年10月6日 20時
