第４５３話〜大逆襲！日本妖怪〜 ページ38
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水に流された筈のザンビア達がゆっくりと目を覚ます
ザンビア「あれれ…？…ここ、何処…？
っ！？」
寝起きの瞼をゆっくり開けると、目の前にはバックベアードがこちらを見下ろしていた
そう、ここはバックベアードのいる異空間
「「「べ、ベアード様！？」」」
ベアード「そう怯えずともいい、Young generation's…
今回の件はバルモンドの独断だということは既に聞いているよ…
但し！」
ベアードは声を一掃強めて言い放った
ベアード「諸君の不甲斐なさは問題だねぇ…
次に大事がある時にはもっと奮起してもらわないと困る…」
「「「は、はい…」」」
ベアード「本物の妖怪大戦争はこんなものではないからねぇ…
フハハハハハハ…！！」
薄暗い異空間の中に、バックベアードの笑い声がただ響き渡っていった
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数日後…
鬼界ヶ島の村にある何軒かの村家を借りて、蒼坊主達は各々戦いの傷を癒していた
そんな中、借りた内の一軒の村家では…
虚空蔵「…」
いつもの巫女服とは異なり、白無垢を身に纏った虚空蔵が布団の中で眠るAを見つめていた
脇腹をさするように押さえながら腰を下ろすと、そのままAの頭を撫でる
すると虚空蔵の背後にある襖が開いて蒼坊主が現れた
蒼坊主「
先程まで沈黙していた虚空蔵が顔を上げて振り返る
虚空蔵「ん？おお…蒼か
うん、平気や…多分」
曖昧な返事に苦笑いを浮かべながらも、蒼坊主は襖を閉めて虚空蔵の横に腰を下ろした
蒼坊主「……」
虚空蔵「……」
そして沈黙が訪れる
時計もないこの空間では、互いの呼吸の音だけが響くだけだった
しかしそんな沈黙を蒼坊主が破る
蒼坊主「……その
Aちゃんのこと…じいさん達から聞いたんすけど…」
人の口に戸は立てられぬ
虚空蔵の脳裏にそのことわざが過ぎった
いつかはくると覚悟はしていたが…こんなにも早いなんて
思わず心の中で舌打ちをしてしまう
そしていつまで経っても返事を返さない虚空蔵に再び無言になってしまった蒼坊主
…否、蒼坊主が無言になってしまったのはそれだけではない
虚空蔵「………蒼」
蒼坊主「はっ…はい！」
静かに、嫌なものを吐き出すように名前を呼ぶ
虚空蔵「お前はウチの一番弟子や
そしてウチはこれより先、お前以外の弟子を取るつもりはない」
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7 - 東方の誰かに似てる (2019年5月25日 20時) (
レス) id: e8d8d18e85 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ただいまでぇぇぇぇぇぇす！！！ (2018年2月25日 7時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - おかえりなさぁぁぁぁぁぁい！！！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
まゆぽん酢松(プロフ) - スムージーさん» モミモミ(意味深)デュフフ(´ﾟωﾟ):;*.:;ｗ (2018年2月24日 18時) (レス) id: bae7925eda (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - まゆぽん酢松さん» 一教科終わる度に鬼太郎(人形)をモミモミしてたでぇ…(まゆぽんさんでしょ) うわ推薦落ちたんに…┌( ┐;ﾟ;益;ﾟ)┐ (2018年2月24日 18時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年11月19日 22時
