第４４８話〜大逆襲！日本妖怪〜 ページ33
虚空蔵「うっ…」
言うことを聞かない身体にムチを打ち、虚空蔵はもう一度ミウと鬼太郎を抱えて洞窟の壁際に移動した
そして、今一番Aと距離が近いのはバルモンド
ミウ「虚空蔵様…！？」
虚空蔵「黙っとるんや……っ…
今の…Aちゃんに近付かんように…」
対して、バルモンドはAを忌々しそうに見据えた
バルモンド「(このタイミングで来ちまうとは…
なら、コイツを動けない位に痛めつけてからミウを…！)」
悶々と考えているバルモンドにAが鋭くなった髪を素早く伸ばす
バルモンドはそれを間一髪で避け、右腕から伸ばした包帯をムチのようにしならせた
そしてAと攻防戦を繰り広げる
思うように倒されてくれないAに、思わず歯噛みした
バルモンド「くそが…！！」
一同はその様子を固唾を飲んで見つめている
砂かけ「Aっ」
五官王「近付くな」
子泣き「じゃが…！！」
応戦しようとした二人を五官王が制する
五官王「今の羽叶Aは
無闇に近付くと殺されてしまうぞ」
二人が何も言い返せずにいると…
バルモンドが遂にAを殴り飛ばす
吹き飛んだAは壁に当たり、水の中に落下していった
鬼太郎「っAちゃん！？」
全員が悲鳴をあげる
五官王も苦虫を噛み潰したように顔を顰めた
そしてバルモンドがゆっくりと鬼太郎達の方に向き直る
動けなくなった虚空蔵の代わりに、鬼太郎がのろのろと立ち上がった
虚空蔵「鬼太郎……」
掠れた声で呟く虚空蔵
その短い言葉の中には"止めろ"の意味も込められている
その事に鬼太郎も気付いていた
しかし鬼太郎は無言でバルモンドを見上げると、一気に走り出す
そして大きく飛び上がると下駄を放った
鬼太郎「リモコン下駄！！」
だがバルモンドは右腕の包帯を回転させながらドリルのように鋭く成し、下駄ごと鬼太郎を弾く
鬼太郎「何っ！？
…うわぁっ！！」
鬼太郎は壁に打ち付けられ、下駄と共に落下した
ミウ「鬼太郎さん！！」
ぐったりと壁にもたれかかる鬼太郎に駆け寄るミウ
虚空蔵は倒れてしまった鬼太郎を遠目で見ながら、黄色の巻物を開こうとした
虚空蔵「(治癒…治癒の術を…)」
しかし大量出血で力が入らない手はなかなか巻物を開けない
そうしている間にも、バルモンドは鬼太郎達にトドメを刺そうとしていた
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7 - 東方の誰かに似てる (2019年5月25日 20時) (
レス) id: e8d8d18e85 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ただいまでぇぇぇぇぇぇす！！！ (2018年2月25日 7時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - おかえりなさぁぁぁぁぁぁい！！！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
まゆぽん酢松(プロフ) - スムージーさん» モミモミ(意味深)デュフフ(´ﾟωﾟ):;*.:;ｗ (2018年2月24日 18時) (レス) id: bae7925eda (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - まゆぽん酢松さん» 一教科終わる度に鬼太郎(人形)をモミモミしてたでぇ…(まゆぽんさんでしょ) うわ推薦落ちたんに…┌( ┐;ﾟ;益;ﾟ)┐ (2018年2月24日 18時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年11月19日 22時
