第４３７話〜大逆襲！日本妖怪〜 ページ22
女性の口から鬼界ヶ島の単語が出たことを怪しんだのか、蒼坊主は女性を睨み上げる
対する女性はうーんと軽くうなってみせると、ぽんと手を叩いた
???「…納豆が好きよ！」
蒼坊主、呼子「「は？」」
???「だ〜か〜らぁ！納豆！
ほら！外人は納豆をあまり好まないって聞くわぁ！
私納豆食べれるもの！」
自慢げに胸を逸らす女性を、二人はあっけらかんと見上げる
蒼坊主「…なんだ、あいつ？」
呼子「天然…というより、馬鹿というか…」
コソコソと声を潜めて話していたにも関わらず、女性は"馬鹿"という単語を聞いて鋭く指を指した
???「馬鹿って言ったわね！
もう許さない！怒ったんだから！」
そう言うと水竜が勢いよく飛び上がる
そして急降下して二人を足で掴むと、再び飛び上がった
???「怒ったからこのまま連れてっちゃうわよ！
せいぜい恥を晒しなさぁい！」
水竜に掴まれた如きでどう恥を晒すのか…と二人はまたもや呆れる
すると蒼坊主は思い出したように口を開いた
蒼坊主「…まぁ、あんたが西洋妖怪じゃねぇって事は(一応)分かったが…
なんで鬼界ヶ島の事を知ってんだ？」
女性は竜に掴まれたままの蒼坊主を見下ろしたながら答えた
???「だってぇ、私も呼ばれたのよぉ」
────────
─────
そして、件の鬼界ヶ島
バルモンドは崖に登ってくる途中で岩壁と暴れるAを縛り付けておいてから、崖の上で縛られているミウの下に鬼太郎を連れてきた
バルモンド「救いのナイト様だぜ…ほら」
そしてミウの前に鬼太郎を投げ捨てるように放る
ミウ「鬼太郎さん！」
ボロボロの鬼太郎は顔だけを上げてミウを見上げた
鬼太郎「ミウちゃん…逃げるんだ…
ぐぁっ！！」
そんな鬼太郎の胸をバルモンドが踏みつける
ミウ「鬼太郎さんッ！」
バルモンド「取引といかねぇか？ミウ」
ミウ「っ…？」
バルモンドは鬼太郎を踏みつけながらミウに迫った
バルモンド「コイツを今より惨たらしい目に合わせたくなかったら…
俺に教えてくれよ？」
無理矢理目を合わせるようにミウの顎を持つ
バルモンド「地獄の鍵の…在り処を！」
ミウの目に驚愕の色が混じった
そして鬼太郎はバルモンドを睨み上げる
鬼太郎「…そうか…地獄の鍵…それが、この島が狙われ続けた本当の理由か…ぐぁぁっ！！」
鬼太郎を黙らせるように、バルモンドはよりいっそう足の力を強めた
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7 - 東方の誰かに似てる (2019年5月25日 20時) (
レス) id: e8d8d18e85 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ただいまでぇぇぇぇぇぇす！！！ (2018年2月25日 7時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - おかえりなさぁぁぁぁぁぁい！！！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
まゆぽん酢松(プロフ) - スムージーさん» モミモミ(意味深)デュフフ(´ﾟωﾟ):;*.:;ｗ (2018年2月24日 18時) (レス) id: bae7925eda (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - まゆぽん酢松さん» 一教科終わる度に鬼太郎(人形)をモミモミしてたでぇ…(まゆぽんさんでしょ) うわ推薦落ちたんに…┌( ┐;ﾟ;益;ﾟ)┐ (2018年2月24日 18時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年11月19日 22時
