第４３３話〜上陸！脅威の西洋妖怪〜 ページ17
そして爆発と爆風により鬼太郎は吹き飛ばされてしまった
その衝撃で目玉おやじも弾き飛ばされ、爆発によって飛び散った火が辺りに咲いていた髑髏彼岸にも燃え移る
✱
子泣きはフランケンの背に回り込んで石化した
一反木綿と砂かけは敵の攻撃をなんとか避けながら攻撃の機会を狙う
五官王は大剣、ワイルドは鋭い爪で攻防を繰り返していた
ぬりかべは素早く動き回るコウモリにやられて傷だらけになっている
崖の上では術を使う虚空蔵と、部下達を統率して攻撃するドラキュラ三世がお互い睨みをきかせていた
✱
バルモンド「残念だったな、島の秘宝は守れず終いか…」
息も絶え絶えになりながら立ち上がろうと膝を立てる鬼太郎に近付くバルモンド
鬼太郎「ひ、秘宝…？」
そう聞き返す鬼太郎を鼻で笑い返した
バルモンド「おいおい、知らなかったのか？
この島の本当の価値を！知っているからこそ、そんなに必死なんだと思ってたのに…」
膝立ちの鬼太郎を見下しながらニヤニヤと笑い続ける
バルモンド「あぁそうだ、それを知らねぇってことはコイツのことも知らないんじゃねぇか？
どうせだから見せてやる！」
そう言いながらスっと右手を上げた
すると部下のミイラ達が何処からか一人の人間の脇を抱えてやってくる
その人間の顔は…
鬼太郎「……A…ちゃん？」
酷く動揺する鬼太郎の瞳が揺れた
バルモンド「同じ末裔の
面白いもの見せてやるよ！」
バルモンドは左手で力強くAの顎を掴んで持ち上げる
鬼太郎「Aちゃん…！Aちゃん…ッ！！
目を覚ますんだ！！Aちゃん！！」
するとAの瞼が震えた
そしてゆっくりと眼が開かれる
A「きたろ…う…さん…？」
鬼太郎「っAちゃ」
バルモンドは一気に口角を上げ、空いている右手を振り上げた
そして右腕が紫色の煙に包まれたと思うと…
＿＿腕をAの心臓部に突き刺した
鬼太郎の眼が最大限まで見開かれる
周りの時間が、酷くスローペースで動いているように見えた
腕を突き刺したバルモンドは、Aの胸の中で糸のようなものを掴む
そしてそれを引きちぎった
Aの胸から手を引き抜く瞬間に黄金色に光る糸らしきものも引き抜かれ、それらは弾けて消える
第４３４話〜上陸！脅威の西洋妖怪〜→←第４３２話〜上陸！脅威の西洋妖怪〜
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7 - 東方の誰かに似てる (2019年5月25日 20時) (
レス) id: e8d8d18e85 (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - 桜さん» ただいまでぇぇぇぇぇぇす！！！ (2018年2月25日 7時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - おかえりなさぁぁぁぁぁぁい！！！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 8ed3d38901 (このIDを非表示/違反報告)
まゆぽん酢松(プロフ) - スムージーさん» モミモミ(意味深)デュフフ(´ﾟωﾟ):;*.:;ｗ (2018年2月24日 18時) (レス) id: bae7925eda (このIDを非表示/違反報告)
スムージー(プロフ) - まゆぽん酢松さん» 一教科終わる度に鬼太郎(人形)をモミモミしてたでぇ…(まゆぽんさんでしょ) うわ推薦落ちたんに…┌( ┐;ﾟ;益;ﾟ)┐ (2018年2月24日 18時) (レス) id: 38ff2024a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年11月19日 22時
