第44話〜呪われた映画〜 ページ47
木村「俺は撮影所の重役達に必死に訴えた。鬼太郎の警告に従わなければ、また同じように犠牲者が出ると!」
小林「…でも、誰も信じなかった」
木村「鬼太郎は、俺の助手を救えなかった事を…心から悔やんでいた…
だから…今度こそ止めなきゃならない!そうでなけりゃ、俺だけ生き残った意味が無い!」
小林「木村さん…」
prrrrr…
小林「?」
不意に小林の携帯が鳴る
カチャッ
小林「知恵さん?…小林です
…ええっ!?大久保さんが消えた!?」
知恵『そ〜なの、13スタジオで一緒に仕事をしてたんだけど…叫び声が聞こえて、振り向いたら』
ツーツーツー
それきり携帯は切れてしまう
小林「知恵さん?もしもし?もしもし!
木村さん…!本当に妖怪が!」
木村「スタジオへ行くぞ!今度こそ…鬼太郎との約束を守らねぇとな!」
[鬼太郎の家]
猫娘「ねぇ!早く撮影を中止させましょう!
急がないと…また誰かが犠牲になってしまうわ!」
しかし、鬼太郎は返事をしない
A「鬼太郎さん…?」
鬼太郎「猫娘…Aちゃん…僕は2度も人間達に警告したんだよ…それなのに彼らは…!」
猫娘「じゃあ!
今回は助けに行かないの!?」
A「グッ))……」
Aは膝の上で拳を握ると、立ち上がって鬼太郎の家を出ていってしまう
鬼太郎「Aちゃん!!」
鬼太郎は呼び止めるが、それを聞かずに行ってしまう
目玉「もしや…スタジオに」
[13スタジオ]
ガチャッ
小林「大久保さん!知恵さん!」
扉を開けて暗いスタジオの中に入ってきたのは小林と木村だった
小林「返事してください!」
バァン!!
すると急に扉が閉まり、鍵もかかる
カチャン
大久保「へへっ大成功」
ガチャガチャガチャ
大久保「小林ぃ!朝までそうしてろぉ!!」
パチッ
そう言い残すと電気を消して何処かへ行ってしまう大久保と知恵
小林「…大久保さん?」
木村「…はぁ」
ーーーー
大久保「っははは!これで奴も懲りるだろ」
知恵「先輩からの愛のムチって所よねぇ」
大久保「そーいうこと〜w」
知恵「あっはははは!」
ーーーー
ピチャ…
木村「うん?これは…」
小林「あった!これだな…
明かりを付けます!」
パチッ
明かりが付いた瞬間、スタジオ内が水浸しになっている事に気付く
小林「こ、これは…!スタジオに水が…!
それに壊れたセットが元通りになってる!」
木村「…来るぞ」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年1月26日 22時