第43話〜呪われた映画〜 ページ46
鬼太郎「…やっぱり…」
猫娘「え?」
鬼太郎「二十年前…あれ程警告したのに…」
A「警告…?」
[河川敷]
夕方、とある河川敷に木村が1人佇んでいた
小林「すいませーん!」
そこに小林が現れる
木村「…?」
小林「木村さん…でいらっしゃいますよね?」
木村「何か用か?」
小林「あ、はい!二十年前、撮影所で起きた事件について詳しく教えて頂けませんか?」
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目玉「ずーっと昔、今日撮影所が立ってる場所には女の妖怪…"沼御前"の住む沼があったんじゃ」
猫娘「じゃあ、ねずみ男が見たのはその沼御前ね」
目玉「うむ」
鬼太郎「全ての原因は、あの映画なんだ
失った妻を探し続ける落ち武者達、この映画の内容は夫を失った沼御前の悲しい身の上と偶然にもふごうしてしまい…
眠っていた彼女の怨念を…目覚めさせてしまったんだ…」
A「そんな事が…あの、知らずに見てみたいとか言ってしまってすいません…」
鬼太郎「いやしょうがないよ。見る側が何も知らないのは当然だと思う」
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木村「この二十年、俺は…あの時の事を1度も忘れた事はねぇ
あの時…俺は2人の助手と一緒に翌日の撮影に備え、セットでカメラテストをしていた」
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大島『木村さーん、準備OKッス!』
木村『よーし、テストを始めるか
…?あっ…!!』
大島『木村さん?』
高田『どうしたんすか?』
木村の視線を2人も追うと、井戸の上に女性の後ろ姿があった
『…わらわの夫は何処じゃ…
わらわの夫を奪い去ったのは…お主たちであろう?
返してもらおうか…』
その言葉を言い終わると同時に、女性の足元から蛇の様なものが出てくる
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木村「…高田と大島がやられ、俺も妖怪に食われそうになった時
1人の少年が現れ、俺を救ってくれたんだ」
木村『うわぁっ!!』
『ハッハッハッハッ…』
木村『うわぁぁぁ…!!』
鬼太郎『そこまでだ!!』
『!?』
鬼太郎『髪の毛針!!』
『うっ…うあぁあぁああ!!!』
ーーーー
木村『き、君は…』
鬼太郎『僕の名はゲゲゲの鬼太郎…もうこの映画を撮ってはいけない!』
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小林「鬼太郎…」
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鬼太郎「あの映画が作られる限り…沼御前が復活し、犠牲者が生まれ続ける…
二十年前、僕はそれを人間に警告した
更にその二十年前に、1作目が作られた時も」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年1月26日 22時