第４０話〜呪われた映画〜 ページ43
バックするトラックの横を男が通り過ぎる
木村「…やはり、またやっているんだな
あの二十年前と同じように」
────────
『木村さんっ！助けてっ！』
「大島！」
『木村さん助けてぇ！』
水浸しになったスタジオの中で引きずり込まれそうになっている大島
「しっかり掴まれ！」
しかしそこに、白い蛇のようなものが出てきてこちらに襲いかかってくる
「ぐわぁあぁぁあ！！」
────────
木村「また、繰り返すというのか…」
[スタジオ内]
とあるスタジオ内で1人の少年が愚痴をこぼす
小林「全く…先輩達もこき使ってくれるよなぁ」
そう言いながら腰を下ろすと、何かを踏んずけた事に気付く
それはこのスタジオで撮影してる映画の台本だった
小林「しかし、この映画。リメイク３回目なんだよなぁ
B級恐怖映画の何がそんなにウケるかねぇ」
小林「まっ、始まったばかりだし。頑張るか」
「おい！」
後ろから声を掛けられて顔を上げる
振り返ると、1人の男性が入り口付近で立っていた
「すぐに撮影を中止するんだ」
小林「え…？あの、どちら様でしょう？」
「俺の事などどうでもいい！いいか！この映画を撮影してはいけない！
また奴が現れる…！誰かが食われるぞ！二十年前の…あの時のように！」
小林「食われるって…何に？」
男性は近付いてきて、足を止める
「妖怪だ！」
小林「よ、妖怪！？」
[鬼太郎の家]
目玉「へ〜っくしゅっ！」
鬼太郎「大丈夫ですか？父さん
少し熱っぽいみたいですね…ヤモリの薬を飲んで、早めに寝た方がいいですよ」
目玉「あぁ…もうちょっとじゃ」
A「意外でした。目玉さん…というか妖怪って病気になるんですね」
目玉「妖怪だって病気の一つや二つはかかるわい
へっくしゅん！」
それでも風呂から出ようとしない目玉の親父
鬼太郎「ははは…猫娘が持ってきた紅茶、よっぽど気に入ったんですね」
目玉「いい香りなんじゃ」
A「紅茶風呂かぁ、羨ましいです…」
鬼太郎「流石に人が入れる量の紅茶はなかなか無いと思うよ」
A「そうですね…残念です
そうそう、これって猫娘ちゃんが持ってきたんですよね？今度お店を教えて貰おうかな」
目玉「そういえば最近、猫娘の顔を見んの〜」
鬼太郎「新しいバイトが忙しいみたいですよ
確かねずみ男も一緒だって言ってたな」
A「そ〜言えば新しいバイトは時代劇のエキストラだとか言ってたような…」
鬼太郎「ふ〜ん」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (
レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年1月26日 22時
