第３６話〜男！一反木綿〜 ページ39
『うわぁあぁあ…！！！』
しかし、その針がAにも当たりそうになる
鬼太郎「くっ…髪の毛針は駄目か…！
なら、これでもくらえっ！！」
鬼太郎は下駄を琵琶に向かって投げる
だが、水の壁が邪魔して跳ね返される
鬼太郎「くそぅ…水が盾に…！」
一反「鬼太郎、わしに任せときんしゃ〜い」
鬼太郎「一反木綿！」
そう言うと一反木綿は自分の先っちょに鬼太郎を掴まらせて急上昇し始める
『何を…？』
あや「…もしかして」
そしてそのまま急旋回をする
一反「おりゃあああ！！」
鬼太郎が手を離すと物凄い回転で海座頭に向かっていく
あや「急旋回！」
『無駄だ！』
海座頭は再び水の壁を作るが、突破されて琵琶が粉々に砕け散る
『ぐ、ぐわぁあぁぁあ！！！』
落ちてきた鬼太郎とAを一反木綿が受け止める
あや「…すごい」
いつの間にかあやの胸から貝殻は取れ、消えてしまっていた
目玉「やったぞ鬼太郎！」
鬼太郎は目を回しながらも、一反木綿と共に嬉しそうにしてた
────────
─────
一反「あや…無事でよかったばい」
あや「タオルさん！すっごくかっこよかったよ！最後の急旋回！」
一反「こだわりの技でごわす」
一反木綿とあやは互いの無事を喜んだ
A「…ん」
鬼太郎「！Aちゃん！大丈夫！？」
A「鬼太郎…さん？ここは…？」
鬼太郎「君は海座頭に攫われてたんだ
どこか怪我をしてる所はないかい？」
A「…ないです。ありがとう、鬼太郎さん」
鬼太郎「…///
…っと、まだやる事があったんだ」
鬼太郎は振り向く
鬼太郎「おい！海座頭！」
『ゆ、許してくれ！子供達はちゃんと返しただろう！』
鬼太郎「当たり前だ！何故突然こんな事を始めた！」
『ある妖怪に唆されたのだ！
海につけた人間の子供は格別に美味いと
それと…鬼太郎の後ろにいる小娘を手に入れればとてつもない力が手に入るとも…』
A「…私？」
目玉「な、なんじゃと？」
鬼太郎「その"ある妖怪"ってのは…」
鬼太郎は髪の毛槍を岩場に投げる
鬼太郎「コイツの事か！」
「ほげぇぇえ！！」
目玉「…お前は！」
鬼太郎「…朱の盆？」
朱の盆「し、知らねぇよう！俺はただの通りすがりの善良な赤鬼です！」
首を振って必死に否定する朱の盆
『そいつだ！そいつに唆されたのだ！』
朱の盆「ひいっ！さ、さいなら〜！！」
朱の盆は焦って逃げ去ってしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (
レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スムージー | 作成日時：2017年1月26日 22時
