第32話〜男!一反木綿〜 ページ35
『欲しい…
貝を拾ったあの子が欲しい…
何処じゃ、あの子を探さねば…!』
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時は夕方、上空からAを探し回ったが結局見つからずに終わった
一反「あ、あや、海に行くとね?」
あや「うん!行くよ!
それに、まだ海を探してないじゃない」
一反「海には近づかんようせんといかんばい…」
あや「え?なんで?」
一反「今の海には恐ろしい妖怪が彷徨いてるんですばい」
あや「妖怪?」
一反木綿は自分が浜辺で倒れていた経緯を話す
なんでも、波に攫われそうになった子供を助けようとして自分に波がかかったらしい
子供は無事だったが…
あや「そう言えばお母さん、子供が沢山海で行方不明になるって言ってたけど…」
一反「きっと、あの妖怪の仕業です
奴の狙いは子供のようですばい
このままでは、あやも危なかです!
もしかしたらAちゃんも…」
一反木綿はAの身長を思い出して不安になる
あや「私どうしたらいいの!?」
一反「さっきな、ゲゲゲの鬼太郎に連絡しといたからな
大丈夫!」
[鬼太郎の家 鬼太郎side]
猫娘「鬼太郎…?」
鬼太郎は家の外でカラスと話していた
鬼太郎「…分かった」
カァカァカァ
鬼太郎「……」
[長屋]
砂かけ「ん〜なんじゃと?一反木綿が?」
知らされた事実に子泣きはわなわなと震える
子泣き「と言うことは、さつま揚げは海の底…!!」
砂かけ「えぇい!」
鬱陶しく感じた砂かけは子泣きに砂を掛ける
鬼太郎「助けに行ってくる」
ねずみ男「ま〜た人間の為にタダ働きかよ
やだねぇ、正義の味方ちゃんは」
鬼太郎「別に人間の味方をしてるわけじゃないよ
しかも、Aちゃんも行方不明なんだぞ」
ねずみ男「えええ!?Aちゃんも!?
よーしそういう事なら俺も一肌脱いじゃおっかな〜!」
砂かけ「お前は足でまといになるからワシらと残るんじゃ!!」
ねずみ男「そんなぁ!!酷いぜ!!」
鬼太郎「悪いが、残っててくれよねずみ男。
それに今回は…妖怪側に原因がありそうだからね」
目玉「う〜む、嫌な予感がするわい。急げ鬼太郎!」
鬼太郎「はい、父さん!」
猫娘「鬼太郎〜!助っ人連れてきたわよ〜!」
鬼太郎「うん!」
猫娘「カワウソで〜す!」
カワウソ「俺部屋の苔を掃除しなきゃいけないんだけどなぁ
それに俺、川育ちだから塩水苦手なんだよなぁ」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年1月26日 22時