第31話〜男!一反木綿〜 ページ34
あや「…((ジーッ」
一反「!?」
あや「なんかしょんぼりした顔してるね」
一反「…え?
なんでワシの気持ちが分かったとね?
どして?」
あや「だって、そんな顔してたよ?」
一反「…うわぁ!Aちゃん以来ですばーい、こげな良い人は…ワシ、こんな外見しとるからなぁ」
────────
猫娘「一反木綿はポーカーフェイスよね!」
ねずみ男「けっ!いつも同じ顔でつまんねー奴だ」
A「そんな事ないですよ!ちゃんと表情あるじゃないですか」
一反「え?」
猫娘、ねずみ男「え?」
一反「Aちゃん?もしかしてワイの気持ち分かるとね?」
A「あれ?寧ろ皆さん分からないんですか?」
────────
一反「ワシだって怒ったり泣いたりはする
色々とこだわりもあるとに、Aちゃん以外分かってくれんのです」
あや「ふ〜ん」
一反「ばってん、お前は分かってくれとるとばいね」
あや「うん!今度は嬉しそうな顔になったね!」
一反「あ〜もう嬉しかと〜!」
あや「そうだ!あや、Aさんって人と話してみたいな〜!」
一反「うん?Aちゃんなら一緒に…あれれ?」
一反木綿はようやくAちゃんがいない事に気付き始めた
一反「あんれぇ!?Aちゃ〜ん!」
〜〜〜〜
海の底では何者かが琵琶を弾いていた
『あの子が…欲しい…』
[次の日の朝]
一反木綿はあやに飛び方を見せていた
一反「どげんね?分かった?」
あや「うん!急旋回する時は尻尾の先がキュルルッて回るんだね!」
一反「そうよ、そこんとここだわってるですたーい」
あや「へぇ〜!」
一反「濡れてなければいつでもこんなもんです」
あや「だったら乾燥機使えばすぐ乾いたのに」
一反「乾燥機!?いやぁありゃいかんよ、目が回るし何より熱か〜!灼熱地獄ですた〜い!」
あや「ん?」
一反「あ、いや。ありゃ風情がなかけん。あくまで自然乾燥以外は有り得んですばい」
あや「それもこだわり?」
一反「そうそう!こだわり!」
あや「ふ〜ん」
一反「あ〜…」
あや「あ!あんな所に乾燥機が!」
一反「ぎくぅ!!
ってこげな事しとる場合じゃなかと!はようAちゃん探さんとね!」
そう言ってあやを抱えて飛ぶ一反木綿
あや「ねぇ、タオルさん
皆もきっとタオルさんの事分かってくれるよ!
私だって分かったんだから」
一反「どげんしたと急に…」
あや「そんな気がしただけ!」
181人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スムージー | 作成日時:2017年1月26日 22時