第２４話〜妖しき旋律！夜叉〜 ページ27
ガチャッ！
鬼太郎「夜叉っ！！」
部屋の中は薄暗く、そこかしこにゴミが散らばり、壁には月野のポスターがあった
ただ唯一、薄暗い部屋の中で光を発していたのが古いブラウン管
テレビの映像にはバイオリンを演奏している月野小夜子が映されていた
猫娘「なに…これ」
鬼太郎「…！魂だ…」
猫娘「んにゃっ…！？」
鬼太郎の視線の先には風船に入れられた魂がいくつかあった
猫娘「…あれ？そう言えば、Aちゃんは？」
鬼太郎「？」
二人は一緒に追いかけてきたAが居ないことに気が付いた
A「鬼太郎さん！」
しかし、部屋の扉を開けてAが入ってくる
二人は不安感が杞憂だった事に胸をなで下ろした
[次の日]
佐竹「そんな話信じられませんなぁ！！」
佐竹は机を叩いて怒鳴る
鬼太郎「でも事実です
１０人の魂は取り返しました」
佐竹「魂…？」
目玉「鬼太郎！」
佐竹「うぎゃああああ！！！！」
A「さ、佐竹さん！？」
目玉「大好きな相手を独り占めしたいと願う歪んだ心が夜叉を生んだんじゃろう」
佐竹「な、なんですか…？その目玉のお化け…！！」
すっかり腰が抜けてしまった佐竹
猫娘「鬼太郎の親父さんよ」
佐竹「…あ…あぁ…」
A「大丈夫…ですか？」
佐竹「ひぃっ！？…あぁいえ、ありがとうございます…」
佐竹は真っ青な顔になっていた
目玉「更に恐ろしいのは愛する気持ちが憎しみに変わった時じゃ」
ねずみ男「どういう意味だよ？」
目玉「魂を取り返された夜叉の怒りが暴走し、直接彼女を狙うかもしれんという事じゃ」
猫娘「そんな…」
鬼太郎「確か、明日はコンサートでしたね？」
佐竹「はい…まさか中止しろと…？」
鬼太郎「…残念ですが…今大勢のファンの前で演奏するのは危険過ぎます」
ねずみ男「…おおっ！？ちょっと待ったァ！
コンサートは予定通りに開けばいい！」
佐竹「し、しかし…」
ねずみ男「心配ご無用！俺にビビビっていい考えが浮かんだのよぉ！」
[翌日 noside]
パチパチパチ！！！
ホール内に拍手が起こる
そして拍手が止み、演奏が始まった
舞台の真ん中で弾いてるのは月野…ではなく変装した猫娘で、本物はカーテンの裏で弾いている
猫娘「(誰も私が偽物だと気付いてない…後は、鬼太郎が夜叉を見つけてくれれば…)」
Aと鬼太郎は安全の為に一緒に行動している
鬼太郎「(夜叉は必ず来る…)」
ねずみ男「どうです？私のアイデア、成功でしょう？」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (
レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年1月26日 22時
