第22話〜妖しき旋律!夜叉〜 ページ25
するとねずみ男はAと鬼太郎と猫娘に耳打ちする
ねずみ男「さっき俺に任せとけって言ったろ?」
佐竹「あの…」
ねずみ男「!へへへへへ…
あ、ではそろそろ本題に…」
佐竹「とにかく迷惑な話です…その奇妙な病気に掛かったのがたまたま小夜子のファンというだけで警察が訪ねてきて…」
ねずみ男「こりゃあもしマスコミにでも嗅ぎつけられたら、大変な騒ぎだ」
佐竹「そうなる前に解決して頂きたい
明後日には初のソロコンサートもあるんです」
鬼太郎「コンサート?」
「佐竹さーん!お客様〜?」
女性の声が聞こえ、各々は横にあった階段の踊り場で立っている緑の髪の女性を見つける
ねずみ男「月野小夜子たんだ〜♡」
Aは静かに見つめる
ねずみ男は早足で月野に駆け寄った
ねずみ男「え〜この私が来たからにはもう大丈夫!必ず貴方を守って〜〜〜」
鬼太郎「………」
月野「ふふっ頼もしいわぁ」
ねずみ男「いやぁそれ程でもぉ!
小夜たんの為なら例え火の中水の中どんな事が起きようとも…」
鬼太郎「それより、一つ質問が…」
ねずみ男「おいっ!」
月野「なんでしょう?」
鬼太郎「最近変な事はありませんでしたか?例えば、何かを見たとか、聞いたとか」
月野「そう言えば…ギターの音が」
鬼太郎「ギター…?」
月野「夜練習していると、外で誰かがギターを…
まるで、私の曲に伴奏するみたいに」
佐竹「小夜子!そんな話は初耳だぞ!」
月野「特に大したことじゃないと思って…
私のファンの方じゃないかしら」
鬼太郎「そうかもしれません
ただし…そのファンはかなり危険な奴かも…
恐らく奴の本当の狙いは小夜子さん…貴方です」
月野「えっ…!?」
鬼太郎「今夜からは僕らが外で見張ります
小夜子さんはいつも通り練習を」
月野は無言で頷いた
[夜]
猫娘「やけに手回しがいいと思ったら…ねずみ男の奴、下心ありありね」
鬼太郎「下心?」
猫娘「アイツの頭の中には、美人の女の子とお金の事しか入ってないってことよ!」
A「そんな事ないですよ!ねずみ男さんにもいい所はあります!」
ねずみ男「そうだよ!は〜やだねぇ〜下衆の勘繰りだよ!」
猫娘「あら、帰ってたの?」
ねずみ男「俺は純粋に彼女の役に立ちたいの!溢れる正義感が俺を突き動かすのさ!」
鬼太郎「ねずみ男、例の物は?」
ねずみ男「あぁ貰ってきたぜ」
そう言って差し出したのが射的用の鉄砲の玉だった
猫娘「射的屋の玉…?」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スムージー | 作成日時:2017年1月26日 22時