第８話 ページ11
黒猫「ナ〜ン」
私が夢の国にでも迷い込んだような感覚に浸っていると猫ちゃんの声がして私はハッとする
A「そうだ。猫ちゃん！待って！」
我に返って再び追いかける
色んな建物が視界の端で流れていく
商店街をしばらく走っていると、今度は猫ちゃんが森に入っていってしまう
来た時の路地裏より怪しい雰囲気が醸し出されていて少しばかり躊躇する
黒猫「ニャアン」
猫ちゃんが首をかしげて"来ないの？"と言ってるようだった
A「う、うぅ〜…
………よし！」ﾊﾟﾁﾝ
自分の頬を叩いて活を入れる
それを見て猫ちゃんは森の奥に走っていってしまう
A「待って！」
ﾀｯﾀｯﾀｯ
森の中で猫ちゃんをひたすら追いかけていると広い原っぱに出る
原っぱの真ん中には小川(？)に円状で囲まれたツリーハウスが立っていた
A「(誰か住んでるのかな？)」
そんな事を考えていると、猫ちゃんがツリーハウスの中に入っていった
A「あ、え…ど、どうしよう…！」
誰か住んでるよね！もしかしたら飼い猫だったり…
というかリボンどうしよう
流石に人様のお家には…
A「…」
リボン返してもらうだけだし…訳を話せば分かってくれるよね
今にも崩れそうな橋を渡り、ツリーハウスの階段を上る
ｷﾞｼｯ…ｷﾞｼｯ…
階段を上りきって一息つく
A「ふぅ…」
家に扉はなく、まさに開きっぱなしだった
そろりそろりと玄関(？)に近寄って中の様子を伺う
中には男の子が１人、こちらに背を向けて昼寝をしていた
しかし、その後ろ姿には見覚えがある
A「…鬼太郎、さん？」
鬼太郎「ｽｩ…ｽｩ…」
A「寝てる…」
???「…んん？誰じゃ…？」
A「あ！目玉さん！」
鬼太郎さんの頭からぴょっこり顔を覗かせたのは目玉さんだった
目玉「おぉ！数日ぶりじゃなAちゃん！」
A「先日はどうもありがとうございました」
目玉「構わん構わん！
…ところで、Aちゃんはなんでこんな所にいるんじゃ？
普通の人間なら来れないはずなんじゃが…」
A「えっと…猫ちゃんにリボンを取られてしまって…追いかけてたらここに着いたというか
あ！そうだ猫ちゃん！」
すっかり忘れてた！
そして鬼太郎さんを探してた事も思い出す
A「あぁ〜まぁリボンは後でいいか…
そうだ目玉さん！実は鬼太郎さんに相談したい事が…」
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サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 了解しました。気長にお待ち下さいm( _ _)m (2017年1月30日 20時) (
レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - サクランボさん» ありがとうございます 新しいのでお願いしますm(__)m (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サクランボ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» こんにちわ、ミリィさん。私は最近DVDを見始めたのでバルモンドの話の内容どころか性格すら分からなくて…(^ω^;)なるべく早くDVDを見て書けるようにしますのでそれまでお待ちを…m(_ _)mそれと、この小説で番外編として出すか、新しい小説として出すか教えてください。 (2017年1月30日 16時) (レス) id: 3a0be2ec99 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者) - ゲゲゲの鬼太郎(5期)の西洋妖怪のミイラ男バルモンドの小説書いて欲しいです 私バルモンド大好きで (2017年1月30日 16時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スムージー | 作成日時：2017年1月26日 22時
