ごめんなさい。 ページ4
｢あ、あの…………ほんとにすいません。｣
私は深く頭を下げた。
いや、あたま何回さげんねん……
｢いや、、いいんですよ。こうやってタクシーまで相乗りさせて貰ってますし、、｣
くそ梅ちゃん優しすぎて泣くわこれは……
｢私がつい焦って引っ張ってきちゃったばっかりに……｣
｢いや、まぁ最初はびっくりしましたけど。事情も分かったので笑
バレるの防いでくださったみたいですし、｣
梅ちゃんがこっちみて優しく笑ってるどうしよう……
顔面レベル高すぎて死ぬ……
｢いや、あのバレちゃいそうになったのも私のせいですし……｣
｢ほんとに気にしないでください、ね？｣
すごい……
今うめちゃんの視界の中にいるなんて………………
神様私は死ぬんでしょうか……？
タクシーに乗って5分程たった。
｢着きましたよ〜｣
運転手さんに言われて外を見ると、アーツビジョンに到着した。
ああ、梅ちゃんの事務所か……
梅ちゃんを見るとなんだか慌てた様子でカバンを漁っていた。
｢どうかしましたか？｣
私が尋ねると、梅ちゃんは困ったように眉毛を下げた。
｢あの、財布…………家に忘れちゃったみたいで。｣
｢あぁ、それなら気にしないでください！私が払うので！
どうせ私がお詫びに払うつもりでしたし！｣
私が財布を取り出すと、
梅ちゃんは申し訳なさそうな顔をした
｢ほんとすいません！｣
そう言って梅ちゃんは何度も頭を下げて、タクシーを降りていった。
｢カッコイイ方でしたけど、お知り合いで？見た感じ恋人って訳でもなさそうですし、｣
タクシーのおじさんがそう話しかけてきた。
｢あ、まぁ、会ったのはつい先程なんですけどね、、色々ありまして｣
私は苦笑いで過ごした。
はぁ、、、こんなことあるんだな……
まさかの正夢じゃないにしてもこんなことが起こるなんて……
現実味が無さすぎて信じれないな……
こんなの仕事やる気出ないっつーの……
｢はぁ、今日も仕事頑張るからね……だーます……｣
零サマのストラップをぎゅっと握ってタクシーを後にした。
｢はぁ、、帰りはどっかに呑みに行こう……｣
私は深くため息をついた。
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桜井なお（なお）(プロフ) - めっちゃ面白いです！ (2022年9月12日 22時) (
レス) @page15 id: ee464fdcd2 (このIDを非表示/違反報告)
の - たくさん更新してくださりありがとうございます！現実でなかなかお祭りに行けない状況なので、読みながらかなりワクワクしています。今年の夏の思い出になりそうです。 (2020年8月17日 22時) (レス) id: 4cc89829fe (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - のさん» この作品を読んでいただきありがとうございます。これからも更新してまいりますのでよろしくお願い致します^^ (2020年8月14日 21時) (レス) id: 391a34789c (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - mitmit3223さん» 更新いたしました。コメントいただきとても感謝しております。続きもできるだけ早く更新いたしますのでよろしくお願いします (2020年8月14日 21時) (レス) id: 391a34789c (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - ともかさん» 更新致しました。読んでくださりありがとうございます。今後も更新してまいりますのでよろしくお願い致します^^ (2020年8月14日 21時) (レス) id: 391a34789c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア | 作成日時：2020年3月11日 15時
