大好きな先輩。39 ページ39
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『あ"あ"あ"あ"あ!!!!』
「センパイうるさい」
だってしょうがない。
あまりにも寒い。
「悟、うるさいはセンパイに対して少し失礼だからせめて黙れくらいにしておいたらどうだい?」
「うるさいでいいだろ、センパイだし」
『お前ら一回ツラ貸せ』
本当に常識がなっていない。
そして傑くん。君そんな失礼キャラじゃなかったよね??
「センパイ寒い上着貸して」
『いくらでも貸してあげる。手袋とカイロはいる?あと耳あて』
「そんなにいらない」
何ならあげるよ。硝子になら。
「じゃあセンパイ俺にちょうだい」
「私は手袋を借りたい」
『アンタたちにはこの世界がひっくり返っても貸さない』
失礼極まりないやつには貸してやらないのさ。
ふはは、自分たちの過ちを思い知れ。
「あーさみー寒くて凍える。センパイが何も貸してくれないケチだから俺このまま凍死するかもー」
『なに小学生みたいなことしてんの?』
「誰が小学生だよ」
お前だよ。というかほんとに寒いな。
私は寒いのがとても大嫌いです。なぜなら寒いからです。
『もうすぐで学年上がるね。今年は早かった』
「まだ半年も経ってねー気分」
「私たちにも後輩ができるかもしれないね」
『次は何人入るかねー』
毎年すっくないからね。呪術師は。
「センパイ、新しい後輩のとこ行かないで私のとこに来て」
『もちろんだよ。決まってるじゃん。私は硝子一択だもん』
硝子への愛が更に大きくなってしまうよ。
「……俺らんとこも来いよ」
「いつでも待ってるよ」
『可愛いやつらめ』
悟はそっぽ向いて唇尖らせて照れててマジで小学生。
傑くん、君モテるだろ。笑顔が、甘い。
『そっか、まだ私たち出会って1年経ってないのか。なんかもう3年くらいの仲な気がしてた』
「ボケてんじゃん」
『そゆことじゃねーんだよ』
生意気なとこ変わらないね?というか悪化したね?悟くんよ。
『ちょっと写真でも残しておこうよ……おっ、あぁっ!!携帯落とした!!』
携帯に結構大きめの傷ができてしまった。
小さい傷なら許せるけど大きのは許せない。
「何してんの」
「マジでセンパイって感じがしねー」
「たまに年下にしか感じないのは分かるよ」
『聞こえてるからなー』
楽しい時の時の流れは早い
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めりー(プロフ) - 夏斗さん» ほんとですか…!🥹🫶🏻💕嬉しいです!こちらこそ読んでくださりありがとうこざいます!! (1月3日 1時) (レス) id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 好き……! 硝子ちゃんも悟も傑もかっこいいしかわいいし……全員が魅力的……! 更新ありがとうございます! これからも頑張ってください!! (1月2日 20時) (レス) @page36 id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
めりー(プロフ) - レモンさん» 嬉しすぎる…💓🥹ありがとうございます!更新頑張らなきゃ✨ (11月10日 20時) (レス) id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - ヤバいッこの作品最高すぎる😆 さしす組が、最高です😍 更新待ってます🎵 (11月10日 16時) (レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
めりー(プロフ) - 快晴さん» 大変お待たせいたしました!!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします😊🫶🏻️💞 (8月21日 12時) (レス) @page17 id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めりー | 作成日時:2023年8月5日 23時