【呪術廻戦】さしす組の大好きな先輩。

大好きな先輩。27 ページ27

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『あああーーーねみーー』


「何時に寝たの？」


『……寝てない』




仲良くなった女子たちと話してるんだけどあくびが止まんない。


この任務始まって、つまり転校してきてからもう5日目なんだけど毎日先生たちが帰った後に呪霊お祓いタイムだからまともに寝てない。



先生たち早く帰って。



しかも任務で来ただけあってここの呪霊特級は居ないけど2級とか1級ばっか。



数多いし。呪術師は万年人手不足だからね。





「え、やばぁ」


「授業寝ればー？」


『寝る』




帰るのが遅い先生たちへの仕返しとして授業中寝てやろう。



今日で最終日だし。



ということで寝る。



つもりだったんだけど呪霊ちゃんを見つけてしまったので祓わなくては………





『トイレ行ってくる』


「行ってらー」




毎回呪霊見かけたらトイレ行ってくるって言うんだけど日によってはトイレから帰ってきた直後にまた呪霊見かけて再びトイレに舞い戻ることもある。



なんかトイレ近い人みたい。





『お、雑魚呪霊か』





口が悪いけど許して。



こんな人多いとこに1級、特級あたり出てこられちゃったら目立っちゃうからね。



なんかアイツ一人で何かと戦ってんぞ？ってなったら困る。



非術師は呪霊よっぽどなことがない限り見えないからね〜





「あ、Aだ何してんのー？」



『橋本くんじゃないか〜ちょっと虫を発見したからさ〜』





大丈夫？怪しくないよね？ちゃんと嘘つけてるよね？？



我が相棒橋本くんとも今日でお別れだね。寂しくなる。



橋本くんと橋本くんの友達とちょっとおしゃべりをする。





「きゃああああ！！！！！」



『うぉっ！なに？！』




急に悲鳴が聞こえた。



それと同時に、




『なに、この呪力量……！』




これ、特級じゃね、？

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