【呪術廻戦】さしす組の大好きな先輩。

大好きな先輩。26 ページ26

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『思ったより呪霊多いんだけど……どうやったらそんなにキモくなるんだよ』



無事転校生として△△高校に来たわけなんだけど。


あ、今はもう学校も終わって呪霊祓ってるとこ。



なんかバカみたいに陽キャが多いクラスだったよ。



しかも橋本くんとクラス同じだったし。



橋本くんクラスの中心って感じだった。



あの電車の様子からじゃ想像できないよね。



クラスの子たちからの質問攻めで体力が消え失せた。



え？？待って彼氏とかいる？？いなかったら付き合わね？？とか


俺とかどーよ？タイプだから付き合お？とか。



いや私の意見を聞け。



全員ズバッと振ったよ。



あまりよろしくないタイプの陽キャだよ。




『あぁ！！疲れた！！』



どんだけ呪霊多いんだよ。


今日だって学校で普通に生活しながらバレないように祓ってたし。



数だけであんまり強いやつじゃなくてよかった。



そういえば後輩ズからすごい連絡来てたな。



硝子の見なきゃ。あとの2人は見ない。



返信すると調子乗って電話かけてくるからもう返信してやらない。





【ア、アソボ……？アソ…ンデ…】


『私割とガチでホラー無理だからお化けみたいなこと言わないでほんとに』



呪霊に指摘をしながら祓う。




そっから1時間くらい経って今日はこの辺でいいよねーってことで終わりにした。




『今は何時だ』



時間を確認するためにスマホを開くとちょうど硝子から電話がかかってきた。




『もしm』


《センパイ！！！返信してくれないわけ？！見てもくれないよね？！今何してんの？？！元気？！》


『なんで硝子からの電話で悟が出るんだよ。情緒どうしたんだよ』



電話に出たのは愛しの硝子ではなく悟。



おかしいだろ。




《だってセンパイ俺からかけても絶対出ないから硝子に頼んだ》


『よく分かってんじゃん。でも硝子に迷惑かけんなよ』



私が悟と傑の電話には出ないってことちゃんと分かってた。




《どっかの誰かさんとアオハルしちゃってねーよな？？》


『なんか仲良い子はできたけどアオハルはできてねぇわ』



橋本くんのことですね。


なんか恋というより相棒感。




《は？？！！それ男？？！！は、え？男？？！！》


『うるさ』



なんかうるさかったから電話切っちゃった。


ごめんね悟。

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