【呪術廻戦】さしす組の大好きな先輩。

大好きな先輩。24 ページ24

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えぇ任務先へと出発したのですが。



ピコンピコンピコンピコンピコンピコンピコン



『えっ、なに』



ピコンピコンピコンピコンピコン



スマホがバグってしまった。



かと思った。



『うるっさいな』



マナーモードON。


画面を見ると悟、傑、硝子からの連絡。



アイツらマジかよ。


まだ出発して数分なんだけど、


硝子は許せる。逆に連絡ありがとう。



残りの二人は許さん。着いてから連絡って言っただろ。



硝子のだけ返信してあとの2人は未読スルー。


ごめんよ。



『いでっ、』



悟と傑に謝ってたら顔に何かがぶち当たった。


前を見るとフラフラした少年。

少年と言っても私と同じくらいだと思われる。


その人の肩が当たったっぽい。


どんだけ至近距離歩いてんの。痛い。



それにしてもこの電車人少なくない？？


ここ東京だよね？あれ？ほぼ私と少年だけだぞ。



うわ気づかなかった。人がいないって怖い。



そんなこと考えてたら少年がぶっ倒れた。




『……え？！嘘、大丈夫ですか？！』



状況把握に少々手間がかかってしまった。


え、嘘。こんな時ってどうすればいいの？！



起こすために頑張って持ち上げようとすると何かが落ちた。




『学生証…？』



学生証らしきものだった。


失礼しまぁすと見てみると△△高校の文字。



△△高校って、



『私が行くとこじゃん』



これから任務で行く高校だ。




この人倒れちゃったけど連れてっていいかな。


あ、まず病院か。

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