大好きな先輩。18 ページ18
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硝子side
「あ、いた」
「どこだい?」
「いたいた」
私らが一体何をしてんのか。
それは約数時間前のこと。
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───
─
『あ!後輩ズー!』
「センパイ!!」
いつもと同じようにセンパイが来て話してた。
『今日みんな任務あるの?』
「私ない」
「私も」
全員この後は任務なし。
『わ〜全員同じタイミングで任務ないの久しぶりだね』
なぜか残念そうにセンパイは言った。
センパイのことだからみんなで出かけようとか言いそうだなって思ったけど。
『みんなで出かけたかったな〜』
「?出かけりゃいいじゃん」
悟の意見に私と夏油も賛成した。
『今日会わなきゃいけない人がいてさ〜まぁ向こうから一方的になんだけど…』
嫌そうな顔で会う人がいると言ったセンパイ。
「なんでそんな嫌そうなの?」
『その人男なんだけどさ…ちょっと色々あったんだよね〜』
男…??…は?
五条と夏油も同じことを思ったのかキレ気味だ。
「男ってどういうこと?」
「色々あったっていうのは何があったんだい?」
私が気になったこと全部聞いてた。
『言いづらいんだけどさ…その人元彼で…』
「は?」
ココ最近で一番低い声出したかも。
元彼いたとか聞いてない。
「センパイ元彼ってなんだよ聞いてねぇ」
「会わないことをおすすめするよ」
その後色々聞いたら
その元彼は家の事情で付き合って、かなりヤバい奴だったから別れたんだけどその元彼の親が復縁させたいってうるさいからとりあえず今日2人きりで会うらしい。
「いやどんな話だよ」
『ほんとそう思うでしょ…ガチで嫌なんだけど…』
「なんで2人きりなんだよ」
『知らないよ…』
そしてセンパイは『あ、もうこんな時間だ。またね!』と言って行ってしまった。
「準備すんぞ」
「あぁ」
「絶対渡さねぇし」
センパイを追いかけた。
そして今に至る。
「うわ元彼来た」
「無駄に顔いいじゃん」
「センパイにベタベタしているね」
勝手にデブでブサイクなのかと思ってたけどかなり顔は整ってるし紳士そうだった。
「いや俺の方がイケメンだし」
「悟、そこで張り合わなくてもいいんだよ」
センパイのあんなヘッタクソな愛想笑い初めて見た。
ほんとに嫌いなんだな。
センパイと元彼が歩き出した。
ここから私らの隠れ観察作戦が始まる。
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めりー(プロフ) - 夏斗さん» ほんとですか…!🥹🫶🏻💕嬉しいです!こちらこそ読んでくださりありがとうこざいます!! (1月3日 1時) (レス) id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
夏斗(プロフ) - 好き……! 硝子ちゃんも悟も傑もかっこいいしかわいいし……全員が魅力的……! 更新ありがとうございます! これからも頑張ってください!! (1月2日 20時) (レス) @page36 id: 61784e28aa (このIDを非表示/違反報告)
めりー(プロフ) - レモンさん» 嬉しすぎる…💓🥹ありがとうございます!更新頑張らなきゃ✨ (11月10日 20時) (レス) id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - ヤバいッこの作品最高すぎる😆 さしす組が、最高です😍 更新待ってます🎵 (11月10日 16時) (レス) @page27 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
めりー(プロフ) - 快晴さん» 大変お待たせいたしました!!ありがとうございます!今後もよろしくお願いします😊🫶🏻️💞 (8月21日 12時) (レス) @page17 id: 4d1819db53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めりー | 作成日時:2023年8月5日 23時