義姉。44 ページ5
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『あさーひ』
「お、Aに似てるなぁ……幻覚？」
『おーいぐっちゃん、ツッキー久しぶり』
「ツッキー俺Aさんの幻聴が聞こえるよ」
「…僕も聞こえた」
ダメだ。この人たち全員幻覚と幻聴で済ませるつもりだ。
え、待って逆ドッキリ？？
『潔子、これって逆ドッキリ、？』
「ううん。多分みんな本気で幻覚だと思ってる」
ヤバくない？私が引っ越してから何があったんだよ。
『しょーよー！トビオちゃん！』
「影山…Aさんの幽霊がいる、！！」
「は？んなわけ、…！！！」
なんかもう人ですらなくなってるし。
トビオちゃんもびっくりしてんじゃないよ。
『力！成田ん！木下ん！』
「………Aさん？」
「え、？これリアル？」
「ちょっと失礼します、」
上から成田ん、木下ん、力。
力が私の頭を触る。
「本物…」
『当たり前でしょ。全員幻覚だの幻聴だのどういうことなの』
気づいてくれたのはさすがみんなの第2のお母さん、縁下力でした。
「おい！お前本物のAなのか？？！！」
スガちゃんが目ガン開きで肩をがっしり掴んで揺らしてくる。
いや、首折れる。
『逆になんだと思ってたの？』
「ついに幻覚が見え始めたのかと…」
バカなんだね。
「あ、う、A、さん、」
「俺、の、Aさん…、」
龍之介と夕が泣きながら干からびた様子でこっちに向かってくる。
私は夕のものだったんだね。
『酷いよね。力以外誰も私って気づいてくれなかった』
「お、俺はもちろん気づいていましたよ！！」
「俺の愛しのAさーん！！！！」
夕が飛びついてくるのを華麗に避けた。
そしてふと、1年ズの方を見ると全員え？？みたいな顔してる。
『幻覚やないって』
「ほ、ホントにAさんだ……！！」
「Aさーん！お久しぶりです！会いたかったです！」
やっと気づいてくれてしょーよーがこっちに走ってきたから手を広げたら顔赤くして止まっちゃった。
トビオちゃんはポケっとこっちを見たままで、ツッキーはめちゃ眉間に皺を寄せでる。
『おーいお二人さん。久しぶりの一言もないんかー』
「う、うううううっス、」
「は、ははは…ははは」
え？…壊れた？
「A、お前、一言も来るなんて、」
『大地、久しぶり。いやードッキリ仕掛けたつもりなんだけど…』
なんか成功とは言い難い。
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めりー(プロフ) - 夢宝甘夏さん» 最高です！！お気に入り登録しましたー！次のお話でURL載せても大丈夫でしょうか？ (4月27日 15時) (
レス) id: e0011899ac (このIDを非表示/違反報告)
夢宝甘夏 - 義妹verです！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/imoutoban/ (4月27日 9時) (レス) id: f68ec87901 (このIDを非表示/違反報告)
夢宝甘夏 - ありがとうございます！ (4月25日 5時) (レス) id: f68ec87901 (このIDを非表示/違反報告)
めりー(プロフ) - 夢宝甘夏さん» コメントありがとうございます！！🥹🙏🏻💖義妹バージョン最高です！ぜひ読ませてください！！ (4月24日 21時) (レス) id: e0011899ac (このIDを非表示/違反報告)
夢宝甘夏 - めちゃくちゃおもしろいです！義妹バージョンを作ってもよろしいでしょうか？お返事待ってます！投稿頑張ってください！ (4月24日 17時) (レス) id: f68ec87901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めりー | 作成日時：2024年2月25日 17時
