【HQ】宮ツインズの義姉。

義姉。40 ページ41

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「やっぱ行くのやめたらどうや。俺死ぬかもやで？」



『生きろ』



なんで死ぬんだよたったの3日じゃん。



「着いたら連絡、常にスマホ確認、わかっとる？」



『はいはい』



もう何回言われたか分かんない。



過保護なの？サムは。




「せめて宮城の駅までは一緒がええ！」



『やめて絶対そのまま着いてくるじゃん』



ツムがしつこい。




兵庫から宮城はかなりの距離だから今日のお昼過ぎくらいに出て、向こうのホテル泊まって次の日に再会、的な流れ。



今駅に向かおうとしてるんだけど双子、主にツムが引き止めてきて中々行けない。




『もう行くね。時間そろそろだし』



「気をつけるんやで」



「これ以上ライバル作ってくんなや！」




なんのライバルだよ。




「行ってらっしゃーい！」



「連絡頼むな」



『じゃね〜』




ぱぴーとまみーにもお見送りされながら駅へと向かう。




そういえば京治に来るときは連絡しろってキレられたけど…



ドッキリってことで連絡しなくていっか。



潔子もAが来ることはみんなには秘密にしておく、って言ってたし。




『あ、もしもし潔子？』



〈もしもし。今日の夜着くんだよね？会うのは明日だけど〉



『うん。どこ行けばいい？』



〈烏野の体育館来て。私たちは普通に部活あるから〉




あ、部活あるんだ。



じゃあみんながバレーやってるとこ久しぶりに見れる。




『了解。今駅向かっててこれからそっち行く』



〈分かった。気をつけて〉



『はーいありがとさん』




ヤバい烏野までの道のり忘れてたらどうしよう。



記憶力が皆無だから忘れてる可能性は大いにある。



気をつけよう。

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