【HQ】宮ツインズの義姉。

義姉。23 ページ24

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音駒のみんなと電話して新たにリエーフくんと仲良くなった。



身長が194もあるんだって。



デカすぎる。ロシア人のハーフだからお顔も綺麗だった。



ビデオ通話だったから「Aさん俺のバレー見てくださいよ！」って急にバレー始めてた。



下っ手くそだった。私でもわかる。



まだバレーやり始めたばっからしいけど。






「A〜腹減ったー」



「喧しいわクソサム」



『あまりにもサムが理不尽』





腹減った言うただけやん？




ツムのが喧しいしな。





「なんか作ってや」



『しょうがない。私の得意料理巻き玉子を作ってやろう』




私だし巻き玉子だけはほんとに上手なんだよね。



多分。味は……知らん。





「だし巻き玉子で得意料理語ってええんか」



「Aが作ってくれるんなら何でもええやろ」




わぁ。サムイケメン。イケメン発言すぎる。



それに比べてツムはよ、なんなんだよ。





『じゃあツムには作んでええな』



「はぁ？！それはおかしいやろ！」



「うつっとるな〜」





…うつってる？インフルとか？



ていうかサムがエグいイケメンに見えるという錯覚が起きてる。



さっきのイケメン発言のせいかな。





「関西弁うつっとんな〜って」



『あーそゆこと。気をつけるわ』





急に関西弁で喋り出しても変だしね。気をつけよう。





「なんで？可愛ええから関西弁にしようや」



『可愛いって、アンタ女たらしっしょ？』





女子に気安く可愛いとかいっちゃダメだと思う。




軽い男だと思われちまう。





「Aにしか言ってへんよ」



『あーそういう感じ？』





どういう感じかは知らない。



ただコイツは私をからかっている。



モテるからって姉をこんな落とそうとするようにからかうなんて。義理だけども。



ごめんだけど私はもりちゃんみたいな人がタイプなの。






「俺は空気なんか」



『そうだよ。そこら辺でぷわぷわしといて』





ツムが空気と化しててめっちゃおもろい。



「ぷわぷわー(棒)」とか真顔で言うからもっとおもろい。





「ツム邪魔すんなや」



「邪魔ってなんの事や〜？」





まったくもって原因が分からないが双子乱闘が開催されそうだ。



めんどくさ。

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