75話 _町へのお出かけの段�� ページ29
町を回ったり
おすすめの店を紹介したり
海を見たことがないらしく、浜辺に行き、海の水を触ってみたり、
鉢屋「…ｯｩ!?」
尾浜「ｯﾝｸﾞ、水なのにしょっぱいッ!!」
後輩「笑」
海の水を舐めて堪える2人は面白かった
たくさん歩き回り、はしゃぎ
1年生の2人はとても疲れていた
『少し休憩して帰りましょうか』
後輩「では、先程も紹介したお団子屋にしましょ」
尾浜「お団子!!」
『そうですね、そうしましょうか笑』
あのお団子屋は2人とも目を輝かせていたので
お団子屋で休憩することにした
4人で横に並び
お団子屋に向かっていると
おばちゃんの叫ぶような大きな声がした
「女物の小袖のセールだよッッ!!」
「早い者勝ちだからねッッ!!」
…まずい
女物の小袖のセール
女物のセールほど怖いものはこの世には無い
ただでさえ値が張るもののセールだ
世の女性がそれを見逃すはずがない
セールなんて言葉には忍者顔負けの素早さを発揮し
荷物持ちに駆り出される男に人権はない
しかも、ここは大通り
非常にまずい
後輩「綾子さん、小袖見ますか？」
女装や化粧をよくする私に声をかけてくれるが
それよりも
『早くここを離れた方g』
｢きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ｣…遅かった
俺の声は大勢の女性達の騒ぎ声により遮られ
後ろから女性の大軍が押し寄せた
｢セールよセール！｣
｢あのお店可愛い小袖が多いのよ!!｣
｢早くないと売り切れちゃうわ！｣
尾浜「せんぱい!!」
鉢屋「…!?」
後輩「わぁ!?」
俺らはすぐに大軍の波へと流され
横にいたはずの4人は別れてしまった
この大きい町で逸れると合流するのが特に大変だから
俺は波にのまれながらも
大きな声で言った
『さっき言ったお団子屋しゅーごうッ!!』
何事も無事なことを祈ろう
76話 _町へのお出かけの段��→←74話 _町へお出かけの段��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい - コメント失礼します！リクエストを採用してくださりありがとうございます！！とても嬉しいです☺これからも応援してます！！無理せず、お体に気をつけて主様のペースで頑張ってください！ (5月10日 16時) (
レス) id: 63ae223e49 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 最近高校と、バイトと、色々忙しいんですよね。沢山コメントして頂いててありがとうございます！明日には1つは出せるようにしときますね (5月10日 1時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 新しい話が見たいです。 (5月9日 11時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 88話て更新まだですか? (5月8日 9時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 高校が忙しいので、少しおくれます！ (4月22日 19時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾香 | 作成日時：2024年2月27日 10時
