64話 _豆腐地獄の秘密の段�� ページ18
それから軽く話ながら食事をとった
意外とこの空間は心地がよく、たまには他学年との食事もいいものだと思った
今日もおばちゃんのご飯は美味しい
鯖はとても美味しかった
だが、お残しはダメだから
この目の前にある豆腐を食べないといけない
俺がじっと豆腐を眺めているからか、
尾浜くんが不思議そうに話しかけてきた
尾浜｢先輩も豆腐を美しいと感じる人ですか？｣
『はい？』
勝手に苦手かと聞かれると思ったためびっくりした
尾浜くんは｢だって...｣と久々知くんを見る
久々知｢はぁ、美しい豆腐…｣
...あっ、ちょっと察した
久々知｢この、きめ細やかな白肌｣
久々知｢健康にいいだけじゃなくて味も美味しい｣
...なるほど、身近に美しいと感じる人がいたのか
『俺、豆腐...苦手でさ』
と言うと、久々知くんが信じられない...という目で見てきた
久々知｢この豆腐がですか？｣
『いや、豆腐全部』
久々知くんは悲しそうな顔をした
...なんかごめん
久々知｢...絹豆腐？｣
『苦手』
久々知｢...冷奴？｣
『まず、食べない』
久々知くんが確かめるように色んな豆腐を言ってくるが、俺豆腐全部苦手
すると、久々知くんは
すごく真剣な顔をして言う
久々知｢豆腐克服しましょ!!｣
...
『...どんなふうに？』
久々知｢たくさん食べる｣
『無理だ』
そんなことしたら俺が死ぬ
久々知くんは本気で俺に克服して欲しいのだろう
眉をひそめて、真剣に考えている
..俺の豆腐苦手はどうやっても治らない気がするけど...
久々知｢そうだ!!｣
なにか閃いたらしい
久々知｢俺、最近豆腐を作ってるんです｣
久々知｢作った豆腐を使って、豆腐料理も練習してます｣
『...すごいな』
久々知｢時間はかかるかもだけど、いつか先輩も食べれるような、美味しい豆腐を作ります!!｣
お、おう？
久々知｢いっぱい練習するので待っていてください｣
...どんな豆腐でも食べたくないが断るのもな...
『ま、待ってる？』
久々知｢はい！｣
久々知くんはやる気に満ち溢れた表情をしていた
その後、
久々知くんは美味しい豆腐を作るために
たくさん豆腐を作り、出来た豆腐は同級生に振舞っているらしい
その豆腐料理の量は多すぎて
同級生達に“豆腐地獄”と呼ばれているそうな
65話 _秘密の会議の段�、�←63話 _豆腐地獄の秘密の段��
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あおい - コメント失礼します！リクエストを採用してくださりありがとうございます！！とても嬉しいです☺これからも応援してます！！無理せず、お体に気をつけて主様のペースで頑張ってください！ (5月10日 16時) (
レス) id: 63ae223e49 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 最近高校と、バイトと、色々忙しいんですよね。沢山コメントして頂いててありがとうございます！明日には1つは出せるようにしときますね (5月10日 1時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 新しい話が見たいです。 (5月9日 11時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
英美(プロフ) - 88話て更新まだですか? (5月8日 9時) (レス) id: 0527a23423 (このIDを非表示/違反報告)
綾香(プロフ) - 英美さん» 高校が忙しいので、少しおくれます！ (4月22日 19時) (レス) id: df8c2deba2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾香 | 作成日時：2024年2月27日 10時
