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六話 ─齢七つ─ ページ7

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 ボクはかなり強くなったと思う。




 武具の扱いも上手くなったし、体の柔軟性もいい感じになってきた。



 それでもアレの股割りはまだ苦痛だけど。あんなの脚が360度いっちゃうよ。






(そう言えば…今日来てるらしいな、例の)




 ───“六眼”持ちの子供。





 噂に聞いた、逸材の男の子。確か、無下限呪術が使えるとか何とか……チートだな。




(ってか、ボクと言い甚爾と言い、御三家の皆さんは噂がお好きなようで。



 ま、どうせそんなお坊っちゃんなら性格悪いだろうし会わないでいいや)









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 と、Aは廊下で白髪の少年とすれ違った。






─────





 ある公園のブランコで漕ぐわけでもなく、少し揺れて辺りを眺める。





 ここの公園は依頼終わりのあとによく来るようになった。



 依頼っても孔さんから引っ張ってきて貰ってるんだけど。鍛えるには丁度いい。




「ボク……今何級くらいかな」



?「ねぇ」



「……!」




 突然の後ろからの声に目がピクリとなる。



 振り向くと、一人の少女。ビー玉のように大きな瞳で、髪は可愛く結われている。




(来る時間しくじった……)




 時間は午後四時程度、学校あがりの小学生やもっと下の子が遊ぶ時間帯だった。





少女「お姉ちゃんいつもいるよね」



「お姉……あぁ、そうだよ」



 同い年だろうと言いたかったけど、今のボクの身体は九つほど。そりゃお姉ちゃんか。




少女「遊ばないの?」



「…遊ぶために、来てる訳じゃない」




 子供は苦手。ボクも子供だけど。



 全部見透かしたような目がどうも……。





 

少女「じゃあお父さん待ってるの?お母さん?」



「……!」



 答えようと少女の方を向くと、小さなキモい呪霊が彼女に引っ付いていた。





「変な虫いるよ」



少女「え…やだ!」



「じゃあ目、閉じて」



  ぐっと力をこめて目をつむるのを見て、手で軽く祓う。




「はい」



少女「ありがとうお姉ちゃん!」



「……うん」




 一応適当に少女の服を払っとくと、少女はAの後ろを見て声をあげた。






少女「あ、お母さん!お父さん!」



 振り向くと、優しそうな顔の男女が二人。






「あ」



 と、そのもっと後ろに甚爾がいたのを見逃さなかった。




少女「お姉ちゃんもお父さん来たの?」



「いや………お父さんっていうか…」



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ゆあ - とても、面白かったです!\(^o^)/ 次回も必ず見ますので、よろしくおねがいします!(^^) (2021年7月30日 13時) (レス) id: fb16359603 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 楓さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年1月25日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 更新再開楽しみにしています! (2021年1月13日 0時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!最近絵の方に時間をつぎ込んでいまして(遊びではなくしっかりとしたもの)更新はしたいとは思っているんです!!本当に申し訳ないです (2021年1月13日 0時) (レス) id: 2075f0069f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年1月4日 20時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年7月17日 23時

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