気になる人物 ページ42
NOside
？《悔やんでも仕方ない!今回だって決して無駄ではなかったハズだ。精鋭を集めよう!じっくり時間をかけて!
我々は自由に動けない!だから君のような“シンボル”が必要なんだ。
死柄木 弔!!次こそ君という恐怖を世に知らしめろ!》
死柄木はどこか一点を睨み付けていた。
死柄木「ああ…もう一人、いい“個性”持った女がいたなあ…」
─────
緑谷side
ー保健室ー
オールマイトの正体がバレるわけにはいかないため、僕たちは病院ではなく保健室で治療を受けていた。
リカバリー「今回は事情が事情なだけに、小言も言えないね」
オール「多分だが…私また活動限界早まったかな…一時間くらいはまだ欲しいが…」
「オールマイト…!」
オール「まー仕方ないさ!こういう事もある!」
ガラ…
？「失礼します」
と、保健室に入ってきたのは警察官であろう男性。
？「…オールマイト、久しぶり」
オール「塚内くん!!君もこっちに来てたのか!!」
え……今のオールマイトの姿………!
「オールマイト…!え…良いんですか!?姿が…」
オール「ああ!大丈夫さ!何故って!?
彼は最も仲良しの警察、塚内くんだからさ!」
塚内「ハハッ、何だその紹介」
塚内さんは、僕たちのほうへ歩み寄る。
塚内「早速で悪いがオールマイト、
オール「待った、待ってくれ。それより…
生徒は皆無事か!?相澤…イレイザーヘッドと13号は!!」
相澤先生……死柄木の“個性”と脳無のせいで、ボロボロに……大丈夫かな。
塚内「………生徒はそこの彼以外で軽傷数名、教師2人はとりあえず命に別状なしだ。
3人のヒーローが身を挺していなければ、生徒らも無事じゃあいられなかったろうな」
オール「そうか…しかし。一つ違うぜ、塚内くん。生徒らもまた戦い、身を挺した!!
こんなにも早く実戦を経験し、生き残り…大人の世界を、恐怖を知った1年生など今まであっただろうか!?
オールマイト……。
オール「私は、そう確信しているよ」
オールマイトの言葉を聞いて、僕は少しだけ胸が暖かくなった。
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作者名：楓 | 作成日時：2018年2月25日 19時
