助けられた ページ40
NOside
根津「ごめんよ皆、遅くなったね。すぐ動ける者をかき集めて来た」
飯田「1ーAクラス委員長飯田天哉!!ただいま戻りました!!!」
入口に立っていたのは、飯田と雄英の教師達だった。
死柄木「あーあ来ちゃったな…ゲームオーバーだ。帰って出直すか黒霧…ぐっ!!!」
教師の一人、スナイプが死柄木の両足を撃ち抜いた。
スナイプ「この距離で捕獲可能な“
ズズ…
ズオ
黒霧「(!?引っ張られる…!!)これは…」
ワープゲートで立ち去ろうとした二人を勢いよく後方に引っ張ったのは。
13号「僕だ…!!!」
グオ
ズズズズ
引っ張られながらも徐々に消えていく死柄木と黒霧。
オール「(ガフッ…
死柄木「次は殺すぞ平和の象徴オールマイト」
ズズズズ…
─────
緑谷side
「………っ!!」
ズキ ズキ ズキ
プロが相手にしているもの…世界。それは
僕たちにはまだ早すぎる経験だった。
「………何も…出来なかった…」
オール「そんなことはないさ」
声のした方を向く。
土埃の中から半分ほどトゥルーフォームになったオールマイトの姿が見えた。
オール「あの数秒がなければ、私はやられていた…!
ドバ
涙と鼻水が溢れでてきた。
「………」
この襲撃は、後に起こる大事件の始まりだったんだけど。
「無事で…良かったです…!」
この時の僕らには、知る由もなかったんだ。
─────
NOside
スナイプ「なんてこった…」
ミッド「これだけ派手に侵入されて、逃げられちゃうなんて…」
根津「完全に虚をつかれたね…それより今は、生徒らの安否さ」
セメントス「それと…」
ズン
セメントスは腰を屈めた。
─────
シュウウ
オール「やばいな…」
轟「
「じゃあ戻るぞ…居てもやることないだろ」
切島「俺、緑谷ん所行ってくる!」
「はああ?放っとけ!勝手に飛び出して怪我したアホだろ!」
緑谷の事となるとキレる爆豪をよそに、切島は掛けていった。
切島「緑谷ぁ!!大丈夫か!?」
「……(イラァ
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作者名：楓 | 作成日時：2018年2月25日 19時
