太宰治で、第二の人生頑張ります。｛文豪ストレイドッグス｝×｛名探偵コナン｝

街を歩こう ページ47

太宰side


　と、云うわけで街に来てみました〜!!



敦「あの……どういうわけですか」

「正直云って、もうすることが無いのだよ。あとほら、平和なのは良いことだし」


敦「は、はぁ……」

「あと数話でこの小説は終わってしまう。それに、あまりにも長すぎると続いてしまうから、私はそう器用でないからこんなになってしまったんだよ」




敦「……………途中から作者乗り移ってませんか?!」

　敦くんは、しっしっと作者を追い払う。←


「まあまあ、残された時間を有意義に使っていこうじゃあないか」

敦「うっ………はい……」







―――――



　それからずっと街を廻っているけど、敦くんは知らないところばかりだったね。




(私も、任務で頭内地図が必要だったから名前を知っているだけで…………あまり詳細は分からないからなあ)


　その場に立ち止まって、辺りを見回す。






「あ、映画館………」

敦「……見るんですか?」




「うふふ……」


　私は、敦くんの襟元を掴んで引きずっていく。






―――――




「あぁ〜楽しかったね!今日〇らオレは!」


敦「あ、そうですね」


　え、何で窶れてるの?敦くん←





「私もイメチェンしようかな………伊藤くんの如く…」

敦「やめてください!!」



「次は何処に行こうかな〜」

敦「まだ何処かに行くんですか……?もう4時ですけど……」



「え……当たり前じゃないー。よし!今からネズミーランド行こうか!!」


敦「どうしてネズミーランド?!!」

「シーが良かった?!!」


敦「そう云う事ではありません!!」



　まあ、理由は、作者が修学旅行で行ってたからだよ〜。




　そして私は、また敦くんの襟元を掴んで引きずって行った。



―――――


「ビックリサンダーマウンテン行くよ!!」


敦「は、はい!」



―――――



「スプライトマウンテン行くよ!!」


敦「はい……」



―――――


「イッツスモールワールド!!」


敦「は……い…」



―――――


「最後は、スペードマウンテンでしょう!!」


敦「……………」



―――――


「楽しすぎる!よし、後は皆にお土産買って帰ろうかな…………敦くん?!!」





敦「…………(チーン←



　私が気付いた時には、敦くんは燃え尽きていた。




　そして、まさかの昼帰りになり、国木田くんにしょっぴどく叱られたのは云うまでもなかった。

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