スキ魔 ページ21
「あのさ、このハンカチ誰のかな?Aちゃん」
結婚して何日か経った頃、私のバックからハンカチが出来たのだ
彼にとって見覚えのないハンカチが。
Aは深く考えた。
あ。
あの人のだ!※18話のあの人
「へー。見覚えはあるようだね。で?誰の?」
『喧嘩した時にもらったんだよ。どうしよう返さないとなあ』
「ふーん」
そう言うと彼はハンカチを広げた。
そしたらハンカチからひらひらと一枚の紙が落ちてくる。
Aはそれを手に取る。
書いてある文は
『メアドだ』
♧♧♧♧♧
※あの18話の人
あのきれいな人から連絡が来た!!うわー。メアド見てくれたんだ。
そう。それはこの前…寒いなら泣いてる女の子に俺はハンカチをかしてあげたのだ!
やった〜。そのメール内容は、近くのカフェに集合してハンカチを返してくれる模様。
けどそのまま魔ラオケとかして…
うきうきしながら支度した結果。
「あ!Aさん!」
『こんにちは。ハンカチありがとうございます』
「全然大丈夫っすよ!ここじゃ…あれだし…魔ラオケで『すみません。あの時は彼氏と喧嘩しちゃって…助かりました』
彼氏。ああ
あっぶねー!!狙う所だった!
「こっちこそすみません!ハンカチはい!ありがとうございます!」
18の人はとぼとぼと帰っていった。
『はい帰ったね』
「奥さんがモテるって辛いねー」
きれいなスマイルでそんな事を言う。
『どんな顔して言ってんだか。』
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作者名:ぐら | 作成日時:2023年12月25日 1時