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突然、一時期だけ教師になってほしい。っと言われた私。理由はなんというか孫がお人好しすぎて変なのに騙されないか心配だという理由。

なら何故私を訪ねに来たのか。

そうそれは、一番の原因がオペラである!!

彼が学生時代の頃、1回会ったことがあり私は"子供だから"と言う理由で面を被った。思った以上に仲良くなったからである
いつか大物になりそうな者。本性を知られては面倒臭くなる!程よい関係を作りたい!

ってことで面を被っていたら、まあ勿論その時からオペラは気づいていたらしく、(この人演技上手いな)感覚で話してたらしい。

はいそれで、私が彼と仲良くしていたからこんなめんどくさい展開になりなんか教師になれみたいな言われて今に至るわけ。


ふざけないでくれ。どういう事だ、自分勝手すぎではないか?!


私はアブノーマルクラスに行き、手短に自己紹介をし、条件を言った。

『君達にはえっと誰だっけカ…カルケロ?カル…』

「カルエゴ先生?」

『そう!カルエゴ先生!その人を騙せたらもういいよ!』

・・・。
沈黙が響き渡る。

おかしな事を言っただろうか。
何秒間沈黙が渡った瞬間彼らは一斉に絶望をしていた。

「あのカルエゴ先生とか無理だって!!!」

「陰湿教師が!!!」

カルエゴ先生?という方はどうにもまあすごい人らしい。今回ターゲットをこの方にしたのはダリくんが時々話していたからである。

「見本!!見本見せて!新人先生!!」

『え、ええ…しょうがないね!どんなふうに騙したい?私の手にかかれば誰だって騙せるよ』

「使い魔の入間くんが決めたら?」

「え?!僕…?!」

「いつもの恨みぶつけちゃえ!」

「えっと…それじゃ…」

★★★★

今回のシナリオはこう。
カルエゴ先生をある裏庭に"焦らしながら"呼ぶ。
ここが重要ポイントである。

『カルエゴ先生』

ワントーンを低く、そして汗を少しかき、不安な表情で言葉をいう。

誰だって騙されるものである。

初対面でも誰かがキャーっと叫べば皆逃げていく。襲われたまたは、殺されたと思い。

『み、皆が裏庭で…』

襲われた。

との単語を言わずとも察するだろう。こぐりと唾を飲み込み、震える声で言ったのならそれはもう何かが起きたと言っているもの

彼は予想の通り焦りながら裏庭に向かった。

私も一緒についていき、裏庭に到着すると生徒が看板にドッキリ大成功という文字を書き、その他はゲラゲラと笑っている

被害者は間違いなく私である

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作者名:ぐら | 作成日時:2023年12月25日 1時

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