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目を開けるとそこは知り尽くした天井。
『家…』
『誰かが運んでくれたのか、お礼言わなくちゃ』
『確か…ん?』
確か…
ダメだ何も覚えていないッッ!!
二日酔いか。私は
けど鍵、どうやって開けたんだろう。
私は寮でもないし。自分の家だからなぁ
ライム先生とか…??なんだかこの前よく遊ぶから合鍵渡したような渡してないような…
『まっ渡したか。大人しくしとこ』
約一週間ぐらいで完治だし。
ピッとテレビを付ける。
《はーい!!皆さんこんにちは!!!デビムスだよ!》
アクドルの人気番組。
『羨ましいなぁ…』
可愛い女の子達がお客さんに笑顔をふりまいて。
私は元々アクドル志望だった
けどそれは家系が許さない。
美しさを統一する家系は、男の子から人気があって女の子も私達に見惚れる
だからなのだ。
私が家系の落ちこぼれになったのは。
『やだやだ。せっかく忘れてたのに、ご飯でも食べよ』
★★★
私が休んで1週間。
無事復帰!!
『おはよございますー!』
「よっしゃあ!!!!A先生ゲット!」
『?!』
なんだ久々出勤かと思ったら生徒達に腕を捕まれ、
「勉強教えて!!!!!!」
っと頼まれる。
『あー!テストか!焦りまくりだ』
『こういうのは放課後に頼んでよ〜』
『もうすぐ授業も始まるし。むりだよ放課後来なさい!』
「えー自分はダリ先生に抱っこさてたくせに!」
『はいはい。先生をからか…ッ?!』
「うわ可哀想〜ダリ先生。今居ないからって」
「まぁいいや放課後来るから開けておいてね!」
『ちょっとまって!!!何?!さっきの抱っこって何?!』
『あっ!ライム先生!!この前はありがとうございました!』
「あら私何もしてないわよ」
『?だってこの前運んでくれて…』
「そのお礼はダ♡リ先生にするのよ♡」
『なんで…別に何もしてなくないですか』
お願い。してないって言ってくれ
頼む…ダリくんが運んだなんて…
「ダリ先生が運んでくれたのよ!!」
くわぁぁぁぁぁ!!!
さて現在。
いやいい!これを気にダリくんを惚れさせて…!
きっと私の事意識してるはず!!ちらちら噂してるんだもん!!
『ダ…ダリ先生!!』
「恋人同士だあ〜」
「ヒューヒュー」
生徒達が私達を見つけてからかう。
気にしてはならない
「ん?」
ダリくんがこちらにきて待ってくれているんだ。
今ここで私が恋愛感情を出して…。
出して…
『こ、この前は…』
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ユナ(プロフ) - すき、、、、え?尊い (9月27日 2時) (レス) @page21 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 最高です!!!!どタイプな作品……!!ツノちゅーっていいですね……♡(´˘`๑) (8月27日 11時) (レス) @page21 id: 925b2ec410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐら | 作成日時:2023年8月1日 2時