21 ページ21
後日。
皆さんこんにちは。
めちゃくちゃ昨日の事覚えてるAです。
くぅぅぅぅぅぅ?!!
なんで忘れてないの?!こんなの無理だよ!行けない!!保健室登校しようかな…
いやけど荷物があるし…。
あっそれならめっちゃ早く行って誰にも合わないとか…
いやダリ先生がそのまま徹夜してたらめちゃくちゃいるよね?!
「Aさん!もうすぐ学校!!」
「…」
起こしに来てくれたウミちゃんだが、
うずくまっている私を見たか…
「何?キスでもしたんですか?」
謎に察しがいい。
「ははぁーん。やけに昨日遅いなぁって思ったらもしや?そういう?やつですか?ねぇねぇ」
『ち、違うから!!!!あっ!よ、用意しないと!!』
急いで走って出たせいか、
『うおぉ?!』
転けた。
決して動揺したとかではない。決して違うのだ
ダリ先生はどう思ってるんだろう?!
こんな慌てて、相手が忘れてる可能性もあるよね?!
いや全然ある!!ダリ先生凄い昨日疲れてたし!
うん!冷静に行こう!逆に焦ってしまっては怪しがられる。
うんうん!
1回冷静になって廊下を歩いた。
そう思うと案外冷静を保てて良かったぁっとほっとしてたところだが、
「あっA先生」
示し合わせたようにダリ先生と会う。廊下で。
『…うっす…』
「申し訳ないんだけも昨日職員室来てくれた?僕疲れてて意識ぼやぼやなんだったんだよねぇ」
この後の気まずい空間をどうしようか悩んだが、この言葉を聞いて
『あっいえ!!全然はい!』
人生がきらめいた。
『では!!お疲れ様です!!』
ならべく思い出さないように、急いで職員室に向かったが、
「あっ!」
『?!』
大きい声で、1文字を叫ぶようだからなんだと思えば
腰を少し低く下げてダリ先生は私の耳に
「ツノちゅーもっかいしてね。悪い気はしなかったから」
そう小声でボソッと呟いた
『……お、覚えてるのなら…』
『早く言ってくださいよぉぉぉおぉぉ!!!』
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←20
75人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユナ(プロフ) - すき、、、、え?尊い (9月27日 2時) (レス) @page21 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 最高です!!!!どタイプな作品……!!ツノちゅーっていいですね……♡(´˘`๑) (8月27日 11時) (レス) @page21 id: 925b2ec410 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぐら | 作成日時:2023年8月1日 2時