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私は左足を後ろに出して、

ステップのようにダリ先生から離れた。

『ち、近づかないで下さい!!!!』

「理不尽〜」


「学校でイチャイチャしないでくださーい」
生徒達がその現場を目に捕らえてからかう。


警戒心MAX状態の時に、袖を掴まれたのだ。
「Aさん…なさけないです」
そこには…。同じアパート先の
『ウミちゃん?!!』
先日鍋パーティをして満足気に帰ってった
ウミちゃんがいたのだ。


「Aさん、まずは助けていただいたらありがとうございますでしょう!!」

ダリ先生に指を指して、丁度良い風がウミに届く。

『ありがとうございます!!』

「そして?!」

『そして!?!!なに?!私知らないよ!』


「はぁ…なさけな…」
呆れた目でこちらを見てくる彼女。

「愛してますでしょ?!!」

『なんで?!カレカノ同士じゃないんだよ?!』

「え?そうなの?あんなイチャイチャシーン見せつけといて?」

『なにイチャイチャシーンって?!』

「もういいわ」

さっていく所を私は足をつかんで、阻止したが
待ってくれるわけもなく引きずり状態。

『住民さんとかに言っちゃダメだよ!?』

「何?Aさんがダリ先生すきってこと?」

『違うよ!!!!!!』


逃げるウミを何故か私は追いかけた。

『はぁぁ…』

職員室に戻って頭を抱える。

「ちょっと!!一人だけ暗いオーラやめてくれる?!」

『すみません…』

「こっちは収穫祭の準備で忙しいの!!」

『しゅうかく…さい収穫祭!?!!』

『って言っても私やる事ない泣』


保健担当は無論。基本やる事ない。

『ライム先生、何かやること…』
「大丈夫よ!!ゆっくりしといて!」


『ロビン先輩…』
「えっーとね!えーっと…えっとね!!」


『イフ…イフリートせんせぇ…』
ちょっと泣きそうになった。

「?!え?!な、なら…こ、校舎の見回りお願いしていいかな?!!」

『…!はい!』

★★★

歩く。長い廊下を歩く時、笑い声が聞こえたり、嬉しい声が聞こえたり。

ランクでの差別は大きいけど…思った以上に良いところだと思った。

裏庭はとてつなく広いし、きれいで大げさに表すとユートピアとでも言うべきだろうか。

この仕事をくれてよかった。こんなにも良い所を見つけれたのだから。


エイト先生には感謝しないと…

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ユナ(プロフ) - すき、、、、え?尊い (9月27日 2時) (レス) @page21 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵依 - 最高です!!!!どタイプな作品……!!ツノちゅーっていいですね……♡(´˘`๑) (8月27日 11時) (レス) @page21 id: 925b2ec410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぐら | 作成日時:2023年8月1日 2時

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