女の恨み (ページ30)

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怒りページ30

あのあとから全然怒りが収まらない

怒ってちゃダメ

アイドルなんだから笑顔にしなきゃ

分かってるけど

無理！！！

楽屋に入り、ドアを思いっきり閉める

ドカっとソファに座る

周りの視線も気にせず

足を組み

携帯をいじる

らぶ「A？何があった？話してみ？」

『うるせぇ(低声)』

らぶ「っえ？」

『聞こえなかった？うるせぇ』

らぶ「ご、ごめん」

IJ「ちょっ、A態度悪くない？心配してんだよ？」

『別に、態度悪くないけど？』

IJ「とにかく、ラブに謝ったら？」

『は？なんで？私なんもしてないけど？ただうるさかったからうるせぇって言っただけ、それの何が悪いの？』

IJ「はぁ、もういいよ」

イジェン怒らせちゃった

みんな困ってる

マンネラインとらぶは泣きそうになってるし

ヒョンラインはおどおどしてるし

スタッフも困惑してるし

こんなことしたいわけじゃないのに

さらに腹が立ち皆を睨みつけてしまう

違う、こんなことしたいわけじゃないのに

コンコン

誰かが入ってきつかと思ったら

さっきの人達だった

？「すいません、先程は…俺らのせいで気分を悪くしてしまいました」

？「これからはA先輩のようになります！」

そして、さっきの男女は私に頭を下げた

『は？許すわけねぇだろ？誰か知らねぇけど
アイドルなら練習性からやり直すか辞めるかした方がいいんじゃね？
それと、謝るなら私じゃなくてみんなに謝ってくんね？』

？「皆様、ほんとにすみません！」

？「私たちが先輩型の悪口を言ってしまい
それをA先輩に聞かれ、私たちを指導してくださいました」

『何言ってんの？指導じゃなくて、文句言っただけ
つーか当たり前の事言っただけだけど？』

？「っ、はい、そうです」

『なんで、ここにいんの？』

IJ「私が連れてきたの」

『連れてこなくていい。顔も見たくない
今すぐにでも消したい』

IJ「こんなに反省してんだよ？」

『だから何？アンタはわかんないでしょ？』

『メンバーを馬鹿にされた気持ち』

『ㅋㅋ仕方ないよね、最近入ったもんねㅋㅋ』

あっ、言っちゃダメな事言っちゃった

『っ、とにかく、どっか連れてってそいつら』

IJ「っ、わかった」

男女はどっかに行き

イジェンは涙を浮かべて出ていった

はぁ、オンニなのに情けない

でも、今だけ1人にして─