私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ4)

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大ちゃんは私を見るなり、口に手を当てて驚きを隠せないでいる。

オルガンの音が結婚式なんだって言うことをより一層の自覚させてくる。

いつかは大ちゃんと挙げたかった結婚式。

こんなに早く夢が叶うなんて思ってもいなかった。

オルガンの音とともに1歩ずつ踏み出す。

大毅「A！可愛ええで！」

誠也「幸せになるんやで〜！」

ラウール「こっち向いて〜！」

みんなが横から沢山声をかけてくる。

その1つずつに会釈をしながら進んでいく。

こんなに沢山の先輩や後輩が来てくれたことがとても嬉しい。

大ちゃんの前までやってきた。

お父さんの腕から手を離す。

父「大吾くん、Aのこと、よろしくね」

そう言うと、大ちゃんは涙を零しながら、

大吾「……はい泣」

お父さんに深くお辞儀している。

相変わらず涙腺ゆるいなぁ笑

お父さんが席に着き、私は大ちゃんの横に並ぶ。

大吾「A、めっちゃ綺麗や。

まだ、夢みたいで信じられへん…泣」

「ふふ笑

大ちゃんもめっちゃかっこいいよ！

私も今先から驚くばかりで何が起こってるのか分かんないよ笑」

大吾「せやなぁ…泣

幸せや…泣

ほな、前ではっすん待っとるから、行こか？」

「うん！」

私も気づけば涙がこぼれていた。