私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ30)

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3年後

「ただいま〜」

ドタドタッ

琉生「ママ〜！」

大吾「あ！琉生待って〜！

パパもママに会いたいねんって〜！」

あれから半年後、私はなにわ男子として復帰した。

ファンも喜んでくれて、ありがたいことに復帰してから今までお芝居の仕事だけでなく、様々なことに挑戦させていただいた。

「琉生もパパもただいま！」

大吾「おかえり♡

ご飯できてんで♡」

「え！ありがとう！」

今日は大ちゃんが1日オフで、私はお仕事。

だから今日は琉生と大ちゃんでお留守番だった。

3人で夜ご飯

琉生「パパのご飯、おいちいよ！」

「ね！パパのご飯最高だね！」

大吾「2人が喜んでくれて嬉しいわ〜♡」

ニヤニヤしながら私たちを見てくる大ちゃん笑

相変わらずデレデレな姿が実は嬉しい。

琉生「今日ねぇ、パパと公園行ったの！」

「え！良かったね〜！」

最近は琉生もよくおしゃべりするようになり、保育園であったこと、楽屋で私たちを待っている時にスタッフさんとした事を話してくれるようになった。

毎日の息子の成長に大ちゃんも私も感動している。

そんな琉生と大ちゃんに今日は伝えないといけないことがある。

「ねぇ、パパ、琉生。

今日はね、2人に話があるの。」

大吾「え、なになに？

怖いねんけど！」

私は鞄からあるものを取り出す。

「琉生、お兄ちゃんになるんだよ。」

大吾「……え？」

琉生「お兄ちゃん？」

何が起こっているのかまだ分かっていない2人

実は、ここ最近女の子の日が来てなくて、吉田さんの所に行って分かった妊娠。

「3ヶ月だって。」

呆然としている大ちゃんにエコー写真を見せた。

大吾「…待って、嬉しいねんけど……泣

ホンマに言うてる……？」

「うん！

……しかもね、双子だって。」

そう言うと、大ちゃんは私を抱きしめてきた。

大吾「…ほんま、ありがとう泣

賑やかになるなぁ…泣」

琉生が見ているというのに、大泣きの大ちゃん。

琉生「パパ泣いてるの〜？」

大吾「ふふ笑

嬉しすぎただけやで笑

琉生、お兄ちゃんになるんやで！」

琉生「お兄ちゃん、嬉しい！」

あの時、身体だけの関係だったけど、それがあったからこそ、こうやって幸せだって実感できる日々がある。

「大ちゃん？

こうやって、夫婦の関係になっても、

私はずっと大ちゃんだけだよ？」

大吾「俺も。愛してんで。」

end……