私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ3)

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それから、メイクもヘアセットも終わった。

流星「うん！ええ感じ！

これ大ちゃん見たら絶対泣くやろな！」

「え！私じゃないみたい」

謙杜「さ、時間ないからチャペル行かんと！

あ！言い忘れとった！

A、この結婚式、なにわTubeで生配信中やから笑

ちなみに今も撮られてます笑」

え…

じゃあ、私が泣いてた所とかも撮られてたってこと？

「ちょ、ちょっと待って。

私、色々やばいんだけど」

流星「大丈夫やで！

ほら、コメント見て」

そこには

『やば！Aちゃんのドレス姿綺麗すぎ』

『サプライズで2人とも泣いてるの可愛い♡』

ファンの嬉しそうなコメントがいっぱい書かれてあった。

謙杜「な？ええ企画やろ？」

「そうだね笑

ほんとに、今日は驚かされてばっかり笑」

恭平「A、まだそれだけやないで？

今からもっといっぱい驚くで？」

謙杜「せやで？

さ、チャペル行こか？

みんなが待ってるから！」

そう言われてチャペルに移動

すると、扉の所には

「え？！お父さん?!」

父「おぉ！A！

綺麗だな…」

お父さんが待ってくれていた。

「3人がね、準備してくれたの！」

父「そうか…

みんな、娘のためにありがとう。

私も、娘のウェディングドレスが見れて、夢みたいだよ…」

お父さんがそう言うと、3人とも会釈している。

それにしても、こうやって私の家族も呼んでくれるなんて…

感謝しかない…

そう思っていると、私が思っていることに気づいたのか謙杜が私に近づいた。

謙杜「みっちーがな、Aと大吾くんの親御さんにも直接連絡してな、事情話して招待してんねん。

中にもな、みっちーが招待状送って、いっぱいAと大吾くんの知り合いおるから、楽しみにしとってな？」

「ほんとに、みんなに何てお返ししたらいいか…」

恭平「そんな、お返しとか要らん。

やからさ、今日も2人が幸せそうな顔見せてや。

それが俺らにとってのお返しやから。」

流星「じゃあ、俺らは中で待っとるから、お父さんとバージンロード歩くんやで。

楽しみに待っとるから！」

「うん！ほんとにありがとう！」

それから、3人は中に入っていき、私はお父さんの腕に捕まった。

少ししてプランナーさんの合図で扉が開いた。

そこには大勢の先輩や後輩、そしてその先には神父姿の和くん笑

その近くには

いつも以上にかっこいい大ちゃんが立っていた。