私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ19)

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西畑side

寒い冬が終わり、少し暖かい日が続く4月になった。

「じゃあ、大ちゃん、行ってらっしゃい！」

大吾「え〜もう！

こんな大きなお腹のA置いて行きたない！」

Aも臨月に入り、随分とお腹が大きくなった。

この前の検診でも、いつ産まれてもおかしくないと言われ、そんなAの横にずっとおりたいのに、今日は全員でのお仕事。

大吾母「もう！大吾！

何言うてんの！私もAちゃんのママもおるから大丈夫！

あんたははよ仕事行き！」

そう。

予定日もあと一週間ほどということで、おかんとAのお母さんが来てくれた。

俺がおる日は近くのホテルに2人でおるみたいやけど、俺が仕事の日は2人でやってきて、家事などをしてくれとる。

大吾「……わかった…

行ってくる…」

「大ちゃん、今日はカレー作って待ってるから。

頑張ってね！」

Aが笑顔でそう言ってきた。

あ〜もう可愛ええ♡

大吾「うん♡

それやったら頑張る♡

じゃあ、Aのことよろしくお願いします。」

母「大吾くん、心配しないでね。

何かあったらすぐ連絡するから。」

大吾「はい！」

楽屋に着くと、俺以外のみんなはもう楽屋に来ていた。

大吾「おはよう〜」

流星「あ、大ちゃんおはよ〜」

駿佑「大吾くんおはようございます！」

恭平「大吾くんおはようっす！

今日Aはどんな感じっすか?!」

Aが産休に入ってから、誰かしら俺にAの近況を聞きに来る。

大吾「おはよう。今日も元気よ。

てか、恭平一昨日俺ん家に来とったやん！」

恭平「そうなんすけど気になるやないすか！」

丈「もう予定日近いしな。」

産休に入ってから、結局毎日誰かしら俺の家に遊びに来る。

特にはっすんと恭平。

大吾「そうなんよ。

あと一週間やで？

やからほんまは横にずっとおりたいんやけど…」

和也「予定日に近なるとあんなにお腹大きなるんやなぁ。

そりゃ大ちゃんも横におりたいよなぁ」

流星「でも2人のお母さんたち来とるんやろ？」

大吾「せやで？俺が仕事の日は来てくれとる。」

謙杜「なら大丈夫っすよ!!

今日も仕事頑張りましょ!!」

そうやって励まされながら丸1日収録。

はよ帰りたいなぁ

そう思いながらやっと収録が終わったのは夜の8時。

楽屋に行く途中。

律子「あ！大吾！

Aのお母さんから連絡があって

陣痛が始まったって！」