私たちの関係って… 4【nnw】 (ページ1)

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約数分前に謙杜たちからここが式場だということを聞いた私

今、どうなっているかと言うと、豪華な個室に移動させられた。

扉を開けた瞬間

「……わぁ」

そこには花がちりばめられたキラキラのウェディングドレスがあった。

きれい…

謙杜「どう？」

謙杜が嬉しそうに私に聞いてきた。

「とっても綺麗だね…」

謙杜「これ、Aが着るんやで？
俺がAと大吾くんの結婚式のために作ったんやから！」

「え？！私が?!

け、結婚式?!

今から?!」

撮影は？

結婚式ってどういうこと？

流星「びっくりしたやろ？笑

今からあそこのチャペルで大ちゃんとAの結婚式すんねんで！

やから、俺らはそのための準備係や！」

え？

どういうこと？

「じゃ、じゃあ、撮影っていうのは？

大ちゃんは？」

謙杜「あ、それ嘘です笑

あと、大吾くんもドッキリ大成功して、準備中らしいです笑」

「え？じゃあほんとに今から私たちの結婚式するの？

待って、心の準備が…」

流星「まあまあ！

俺らからのハッピーサプライズやで！」

謙杜「とりあえず、時間ないんで、ドレス着てください！」

そう2人から言われる私

こんな綺麗なドレスを謙杜が私のために作ってくれた。

そう思うと嬉しくて泣きそうになる…

「え、こんな素敵なドレス…

謙杜、私のために作ってくれてありがとう…

じゃあ…着てきます！」

恭平「おん！はよ可愛いAのウェディングドレス見せて〜」

謙杜「全然ええんやで！

じゃ、俺らは外で待っとくから着替えてみて！」

3人はそう言って部屋を出て行った。

着てみると、めちゃくちゃ私のサイズにぴったり

お腹周りも締め付けないようにふんわりしてあるし、何よりも、お腹の大きい私のサイズに合わせて作られてある。

謙杜、いつ私のサイズ測ったんだろ？

デザインもすごく可愛いし…

謙杜って、ほんとに凄いな…

私のために影で作ってくれていたかと思うと嬉しくて仕方なかった。

式場のプランナーの方からも「このドレス、綺麗ですよね。良くお似合いですよ。」と言われた。

プランナーの方が3人を呼び、個室に入ってくる。

「どう、かな？」

すると、3人は

「「わぁ〜！」」

流星「めっちゃ可愛ええ〜！」

謙杜「やっぱり俺の思った通りや！」

恭平「待って、やっぱり俺と結婚しやん？」

謙杜「いや、それはあかんやろ笑」

大好評だった。