104 ページ7
それから福岡に着き、私たちは一旦会場に入り、先に婚姻届を書くことにした。
証人にはりっちゃんと大倉くんが書いてくれた。
婚姻届を書くと、結婚するんだっていうことを改めて実感する。
律子「さ、あとは挨拶して出すだけね？
2人とも、私に任せて！」
そう言ってりっちゃんはバッグに婚姻届を入れた。
「「よろしくお願いします！」」
それから私たちは私の実家に向かった。
その前に私はマネージャーさんが運転する車の中でお母さんに連絡した。
母「もしもし？」
「あ、お母さん？」
母「どうしたの？」
「今ね、明日の公演のために福岡に着いたの。
この前連絡したと思うんだけど、今から行っても良い？」
母「いいわよ。
泊まれるようにしてあるから。」
お母さんにはとりあえず、福岡公演の前日に実家に帰るとだけ伝えていた。だから大ちゃんも一緒だとは言っていない。
「あ、あのね！
今日さ、実は私だけじゃなくて大ちゃんも一緒なの。」
母「……へ？
大吾くん?!なんで?!
別にいいけど…」
実は私のお母さんは大ちゃん推し。
「その理由は着いてから話すね！」
そう言ってから電話を切った。
大吾「お母さん、大丈夫やった？」
電話を横で聞いていた大ちゃんが聞いてきた。
「多分大丈夫だと思う。
お母さん、大ちゃんが来るって言ったら驚いてたけど笑」
大吾「笑笑
俺のこと応援してくれとるんや笑
めっちゃ嬉しいわぁ」
そんな話をしていると、実家に車が到着した。
ピンポーンッ
母「はーい！」
「あ、お母さん？私！」
母「今開けるわね〜」
少しすると玄関からお母さんが出てきた。
「お母さん！ただいま！」
母「A〜！おかえり！
大吾くんも！久しぶりね！
上がって上がって〜！」
大吾「お母さん、お久しぶりです。急にすみません。」
母「いいのよ〜！
いつもAがお世話になってるんだから〜」
そう言いながら私たちは家に入った。
中に入るとそこにはお父さんがいた。
「お父さん、ただいま！」
父「おー！A〜！
久しぶりだな〜！また綺麗になって〜！
お！大吾くんも！久しぶり！」
大吾「お久しぶりです。」
お父さんは前回のライブ以来だった。
それからリビングに皆集まり、お母さんがお茶を出してくれた。
すると、
大吾「お母さん、お父さん。
実は今日はお話したいことがあって僕もこちらに伺いました。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 168人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽんす(プロフ) - ぼた餅さん！お知らせいただき、ありがとうございます。外し忘れていとに先程気づき、外しました！ (3月14日 11時) (
レス) id: 0cd0ea02b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぼた餅(プロフ) - オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グを外して下さい。 (3月14日 10時) (レス) id: b56975c361 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽんす | 作成日時：2024年3月13日 17時
