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長尾side
謙杜「…え？あ、俺？
まだやで？ちょうど今みっちーとここ着いたばっかやから。」
そう言うと、Aは笑顔になって
「じゃあ、一緒に見ましょ！
みっちーも長尾くんも！」
そう言って、手招きしながら歩き出した。
不覚にも、その笑顔に少しキュンとした。
みっちーが行くから俺も仕方なく着いていく。
3人で名前を探す。
すると、
「あ！あった！
私、2組だ！」
Aは出席番号が早い名前やからすぐ見つけられるみたい。
駿佑「え？俺の名前どこ？
あ！あったわ！
え、あ、俺3組や…」
2人は違うクラスらしい
謙杜「俺もあった！……あっ」
見つけたと思ってクラスを確認すると
駿佑「え？！長尾2組やん！
俺だけ違うクラスや…」
Aと同じクラスやった。
初めてできた共通点やった。
すると、
「な、長尾くん。これから1年よろしくお願いします。」
Aが俺の顔を覗き込みながら言ってきた。
その顔に少しドキッとする。
Aって可愛いんや…
そう確信した。
謙杜「よ、よろしく」
その時は俺の変なプライドのせいで素っ気ない返事をしてしまった。
それから、同じクラスで高校生活を結局3年間過ごすこととなった。
入学したての頃のAは馴染めんかったみたいで孤立気味やった。
俺は仲の良い友達と休み時間は一緒に談笑していたこともあり、Aに話しかけることもなく、ただ友達と話している時にたまに目をやっては、1人で座っているAが気になって仕方なかった。
周りも俺たちの事務所でAが所属しとることを知っているからか、あまりよく思わない女子が距離を置くことで、自然と人が寄り付かなかった。
それをどこかで聞きつけたのか、少ししてから、みっちーが頻繁にAの所に来ることが増えた。
みっちーが来ると嬉しそうなA。
そして、流星くんも放課後はAを迎えに来ては、みっちーと3人でタピオカを飲みに行っているということも聞いた。
あるとき、みっちーと練習が終わって帰っていると
駿佑「あのさ、長尾。」
みっちーが急に俺に真剣な顔で話しかけてきた。
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ぽんす(プロフ) - ぼた餅さん！お知らせいただき、ありがとうございます。外し忘れていとに先程気づき、外しました！ (3月14日 11時) (
レス) id: 0cd0ea02b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぼた餅(プロフ) - オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グを外して下さい。 (3月14日 10時) (レス) id: b56975c361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年3月13日 17時
