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長尾side
Aが事務所に入ってきた時、俺はあまりAの入所に肯定的ではなかった。
あんな女の子絶対この事務所では無理や
よく持って3ヶ月やろうな
そんなことばかりを考えていた。
それもあってか、Aと俺が一緒になる機会は少なかった。
番組に出れるようになって、Aも後から出始めたが、接点もなく、一緒の空間にいても何も話すことはなかった。
俺とかみっちーが同い年なんは知っとったけど、学校もちゃうし、そもそも出身もちゃう。何もかも接点がなかった。
みっちーとか高橋くんが仲良うしとるのは知っとった。
みっちーも「悪い子やないで？」って俺に言ってきたけど、そんな興味もなかった。
でも、気づけばいつも目には入ってきとった。
横にはいつも大吾くん。
それはAが入ってきてちょっとしてから定着した。
あの二人に正門くん。
この光景が当たり前で、ひねくれとった俺は
先輩も味方につけとるんか。
どうせ色目でも使ったんやろ。
そんな酷いことを思っとった。
でも、そんな俺の考えを変える機会があった。
高校の入学式
俺とみっちーは一緒に向かった。
謙杜「一緒のクラスやとええなぁ！」
駿佑「長尾と同じクラスかぁ…
なんかうるさそうやな」
謙杜「何言うてんの！
騒がしい方が楽しいやん！」
駿佑「そんなことないって……あっ！」
みっちーが急に立ち止まる。
謙杜「ん？どうしたん？」
みっちーが見ている先を見ると
俺たちと同じ高校の制服を着ているAが1人で立っていた。
駿佑「…Aや」
謙杜「あぁ、あの子か」
なぜか少し嬉しそうなみっちー
駿佑「そういえば、ここの高校受験したって言っとったわ！
A〜！」
みっちーが大きな声でAに声を掛ける。
すると、Aはこっちを向き、急に嬉しそうな顔になって、俺たちに近づいてきた。
「みっちー！
良かった、知ってる人と会えて！」
駿佑「Aもそういえばここ受験する言っとったな！
クラス何組か見た？」
「見てる途中だったの！
長尾くん？も見ました？」
みっちーと話していたAは急に俺に話しかけてきた。
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ぽんす(プロフ) - ぼた餅さん！お知らせいただき、ありがとうございます。外し忘れていとに先程気づき、外しました！ (3月14日 11時) (
レス) id: 0cd0ea02b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぼた餅(プロフ) - オ.リ.ジ.ナ.ル.フ.ラ.グを外して下さい。 (3月14日 10時) (レス) id: b56975c361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年3月13日 17時
