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そんなトラブルもありながら、3日間の大阪公演が終わり、今日は既に3か所目。
久しぶりにファンの顔を近くで見ながら、私の団扇を一生懸命持って応援してくれるのを間近で目にすると、もっと頑張らなきゃって思った。
ここからまだツアーは3ヶ月ほど続く。
ツアーの合間にも次の新曲の収録やドラマの撮影、番組収録、YouTube撮影などかなり忙しい日々を過ごしていた。
大ちゃんともかなりご無沙汰な状態で大阪公演から1ヶ月がすぎていた。
3か所目は札幌。
ここでも3日間公演が行われる。
2日目が終わり、明日で札幌公演最後という2日目の夜
皆でご飯を食べ、丈くんとりゅちぇ、みっちーは3人で札幌の夜景を見に出かけた。
私は恭平くんと謙杜、かずくんと4人でボーリングへ。
大吾くんは演出の話し合いで1度ライブ会場に向かった。
恭平「これは俺がカッコイイとこ見せる時や！
A！しっかり見とってな！」
恭平くんは自分の得意なボーリングをするということで、張り切っている。
「うん。ちゃんと見とくね！」
実は私はあまりボーリングが得意では無いので、ほぼ見るだけ。
謙杜「Aはボーリングせんの？
楽しいで！」
「私、あんまりボーリング得意じゃないの…
見てるだけでも楽しいよ。」
和也「そういえば、YouTubeの時もストライク取れてなかったなぁ。
ガターばっかやなかった？」
痛いとこをついてくる和くん
「確かにそうだったけど…
傷をえぐらないで笑」
恭平「え？！Aボーリングできへんの?!
俺が教えたる！」
恭平くんが私に何故か嬉しそうに近づいてくる。
「え、いいよ。
恭平くんの素晴らしいショット見てるだけで楽しいから。」
そう言うと、謙杜と和くんが話し出す。
謙杜「あかんって！Aも体動かし！
絶対高橋くんに教わったがええって！」
和也「せやで！恭平に教わったらこれからYouTubeでもガンガン活躍できるで！」
「もう、皆めっちゃ私が下手みたいに言って！
私だってやればできる！」
そう言って私はムキになってボールを手に取り、投げた。
謙杜・和也「笑笑
ガターや笑」
笑いながら見てくる2人に腹が立つ。
「恭平くん。教えてください…」
恭平「任せりぃ！」
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年2月21日 11時
