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「……え？」
大ちゃんがどんな顔をしているのかは見えない。
大吾「久しぶりやったからさ、急に色々してもうた…
でも、今日はAもお腹痛かったりするやろうし、ゆっくりしよ。
やから……泊まってもええ？」
優しく問いかけてくる大ちゃん。
いつもこうやって夜会うと泊まって帰るくせに…
今日は改まって聞いてくる。
「大ちゃん、気遣ってくれてありがとう。
そうだね。今日はゆっくりしたいかも。
改めて聞かなくても、いつもみたいに泊まって帰っていいよ。」
そう言うと、大ちゃんは私から離れて向き合った。
大吾「ありがとう！」
そう言って微笑んできた。
やっぱり、こうやって大ちゃんといると好きが増していく。
「あ、お風呂入る？
それとももう入ってきた？」
私は荷物を置きながら言った。
大吾「実は今日遅くまで事務所で演出の話してたから、電話した時、事務所出たところやったんよ。
そのままAの家に来たから、ご飯も食べてへんし、お風呂も入ってない笑」
…え？
私が恭平くんとご飯食べてる時もここで待ってたんだ…
大ちゃんから電話がかかってきたのは10時頃
そして、今は12時を回ったところ。
「え、もしかして2時間もここで待ってたの？
ごめん、あんな所でずっと待たせて…
早く帰ってくれば良かったね…」
そう言うと、大ちゃんは微笑みながら言ってきた。
大吾「そんなん気にせんでええよ。
俺がしたくてしたことやから。
こうやってAに会えたから全然ええねん。」
優しい。
優しすぎる。
「じゃあ、今から何か作るから、大ちゃんはお風呂入ってきて。
何か食べたいものとかない？」
そう聞くと
大吾「え、作ってくれるん？
めっちゃ嬉しいねんけど。
俺はやっぱりカレー食べたい！
あと、お言葉に甘えてお風呂入らせてもらうわ。」
嬉しそうにそう言ってきた大ちゃん。
相変わらずカレーなんだね笑
「うん！わかった！
カレー作っとくね！
大ちゃんはゆっくりお風呂入ってきて。
服はいつも置いてる服がタオルの横の棚に入ってるから。」
そう言うと、大ちゃんは嬉しそうに「ありがとう」と言ってお風呂に向かった。
さ、カレー作ろうかな！
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作者名：ぽんす | 作成日時：2024年2月21日 11時
